細谷泰正(航空評論家/元AOPA JAPAN理事)の記事一覧
Writer: 細谷泰正(航空評論家/元AOPA JAPAN理事)
航空評論家、各国の航空行政、航空機研究が専門。日本オーナーパイロット協会(AOPA-JAPAN)元理事
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「尾翼なんて飾りです!」稀代の設計者ノースロップが追求した「全翼機」実用化までの道のり
飛行機というと、主翼に細長の胴体、複数の尾翼というのが一般的な形状です。しかし、いまから100年も前に主翼と胴体が一体化した「全翼機」を考え付き、具現化した男がいました。彼の理念がアメリカ空軍に届くまでを振り返ります。
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22世紀まで飛び続ける? 輸送機の決定版C-130「ハーキュリーズ」は何がイイのか もう70年
アメリカで開発されたC-130輸送機は、空自および海自でも運用しているほか、在日米軍にも配備されているため、日本でも比較的見ることの多い軍用機です。東日本大震災でも重用された“傑作機”、何が強みなのでしょうか。
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地下30mの洞窟基地に眠るSAABと日本製ヘリ「武装中立」スウェーデンの凄み
北欧スウェーデンは、1800年代初頭から1992年まで中立を国是としてきました。一方で冷戦時代には万一に備え、国内各地に洞窟をくりぬいた秘密の飛行場を建設していました。その内の一つは現在、博物館として公開されています。
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マイ飛行機 エンジンはマツダのロータリー スバルの水平対向 日本車エンジン人気なぜ?
欧米では、自分でパーツを組み立て、自家用機として空を飛ぶことが認められています。そこでは日本製自動車エンジンの飛行機への転用が以前から行われており、しかも人気があるとのこと。理由は何なのでしょう。
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アメリカ「自作飛行機」普及の意外なワケ 自分で組み立て、自らパイロット兼整備士
航空機大国アメリカでは、未完成の飛行機が売っています。自分で組み立て、自ら整備し、自身で飛ばす……そうした「ホームビルト機」が航空産業を支えるほど普及したのには、ワケがありました。