歴史の記事一覧
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食パン形電車はもう古い? 通勤電車の「顔」がシュッとした流線形になってきた理由
通勤形電車の先頭車両は、食パンのような形状の切妻構造が一般的でしたが、首都圏では近年、流線形タイプが増えています。新幹線や特急列車のように特別速く走るわけでもなく、空力面での配慮が不要なはずですが、なぜでしょうか。
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ネットで話題「万世橋の下に見える謎の小部屋」に区が潜入 外から入口なし その用途は?
かつて中央線の駅が置かれ、地下鉄銀座線も一時終点としていた秋葉原近くの「万世橋」。その橋のたもとにある「謎の空間」に、千代田区の調査が入りました。橋の上から一部が見えるものの、到達手段が一切ない空間、何なのでしょうか。
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転換点はひとりのキーパーソン もうコピー兵器とはいえない中国第3世代戦車への歩み
21世紀に入り長年の「コピー兵器」「人海戦術」というイメージを脱しつつある中国軍ですが、この「長年」というのは比喩でもなんでもなく、実に長い年月をかけ歩みを進めてきました。大陸国家の顔たる戦車も、またしかりです。
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フォークト博士の珍奇な飛行機 また彼は如何にして技術1本で日独米を渡り歩いたか
日本とも縁深いリヒャルト・フォークト博士は、左右非対称機など奇抜すぎる航空機開発で広く知られますが、 一方で「正統派」な業績の数々を残しており、現在の旅客機にもその成果を見ることができます。いわゆる天才のお話。
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なぜボクらは2階建て列車が好きなのか E4系新幹線「Max」引退前に思うこと
2階建て新幹線「Max」のE4系が間もなく引退します。2階席は人気ですが、なぜでしょうか。眺望の良さに加え、かねてから人々が抱いていた「憧れ」があると筆者は感じます。大量の通勤客やスキー客のほかに運んだものは何だったのでしょうか。
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敬老の日に誕生 列車の「優先席」 なぜ当初は「シルバーシート」? あなたはそこへ座る?
列車の優先席がかつて「シルバーシート」と呼ばれていたのを覚えているでしょうか。初めて設置されたのは1973年の「敬老の日」、国鉄中央線と伊豆箱根鉄道でした。今は聞かないこの名称、何が由来なのでしょうか。
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新快速はいかにして日本海へ達したか 運行拡大のカギを握った「交直セクション」
JRとなってから、運行区間が長浜駅、さらに敦賀駅まで延伸された、JR西日本の新快速。かつての米原駅発着から、どのような経緯で北へと移っていったのでしょうか。
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プロペラ邪魔だし穴開けよう WW2欧州戦闘機の「モーターカノン」ってどういうもの?
WW2期欧州の戦闘機には、機首のプロペラ部分の中心に機関砲の砲口を設けた、つまりプロペラシャフト(駆動軸)を筒状にし、そこに砲身を通しているものが見られます。なぜ、このような面倒をする必要があったのでしょうか。
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愛された「開かずの踏切」? ランナーを阻み、首相を怒らせた「戸塚大踏切」最期の日々
交通渋滞などの要因となる踏切は、解消すべき対象として徐々に数を減らしています。「開かずの踏切」ともなれば毛嫌いされる存在でしょうが、横浜市内のJR東海道線には、イベントまで開催され惜しまれながら廃止された踏切がありました。