歴史の記事一覧
-
バブル期“究極の寝台列車”どんだけすごかったか! 伝説の24系客車「夢空間」
バブル絶頂期の1988年、遠くパリから海を越え「オリエント急行」がやって来ます。日本のJR線を走り大人気を博すと、JR東日本は翌年、3両の豪華車両「夢空間」を新造。これは国内の鉄道史でも最上位の豪華車両でした。
-
太平洋戦争の岐路「ミッドウェー海戦」80年 負け確定だった日本艦隊 敗因は1週間前から
1942年6月に行われた日米の艦隊戦「ミッドウェー海戦」。艦船数こそ日本側が圧倒していたものの、索敵の不備などから日本側が大敗しました。「こうすれば勝てた」と言われることの多い海戦ですが、勝利の道筋はあったのか見てみます。
-
なぜ東武デラックスロマンスカーは「最も豪華な私鉄特急」か 施設とサービスの“国鉄キラー”
1960年、後に「日本一豪華な私鉄特急」と呼ばれる車両が東武鉄道に登場しました。1720系「デラックスロマンスカー」です。フリースペースやビュッフェを備え、座席は当時の国鉄特急の1等車並み。誕生の背景を探ります。
-
ブルートレインのクルーを解放した“オール電化”食堂車「ナシ20形」 超繁忙の在りし日々
旧国鉄のブルートレインこと20系客車は、3等座席車でも冷房を完備し、明るい蛍光灯を備えるなど時代の先端を行き「走るホテル」と呼ばれました。その顔ともいえる食堂車「ナシ20形」のクルーは多忙な日々を送っていたようです。
-
「赤くない東急8500系」は何者? 最後の1本となった“青い”編成 異彩を放った生涯
ステンレス車両の導入以降、東急電鉄の車両にはコーポレートカラーである赤色の帯が施されてきました。田園都市線の8500系も同様のスタイルでしたが、たった1編成「青帯」の電車があります。なぜ赤くないのでしょうか。
-
消えた琉球警察の“アメ車パトカー”を追う アメリカ統治下じゃ救急車もアメ車!?
今から半世紀前の沖縄はアメリカ統治下にあったため、自動車は左ハンドルがメインでした。そのためパトカーもアメリカ製が多用されていたそう。日本警察とは異なる外観の琉球警察パトカーを見てみます。
-
戦艦「金剛」進水 in イギリス-1912.5.18 老艦ながら俊足活かし奮戦
旧日本海軍の戦艦「金剛」が1912年の今日、イギリスで進水しました。竣工時は巡洋戦艦でしたが、2度の大規模改修を受け戦艦に生まれ変わると、数々の作戦に参加。主砲の射撃は一定の戦果を挙げました。
-
JR関西本線「亀山~加茂」なぜ凋落したのか 名古屋~奈良の最短ルート かつては特急も
関西本線の亀山~加茂間が、JR西日本の「鉄道の優位性を発揮できていない線区」リストに掲載されました。同線は、人口約35万人の奈良市と人口約233万人の名古屋市を結ぶ幹線でもあり最短ルート。なぜ利用者が少ないのでしょうか。
-
那覇の公園のディーゼル機関車語る「沖縄と鉄道」 長らく“鉄道なし県”…ではなかった?
那覇市の壷川東公園にディーゼル機関車と蒸気機関車の一部が残置されています。沖縄にゆかりのある車両ですが、ゆいレールより前の時代、沖縄県の鉄道事情はどうだったのでしょうか。
-
戦艦「日向」竣工-1918.4.30 後に世界唯一の「航空戦艦」へ 転換点は主砲爆発事故か
旧日本海軍の戦艦「日向」が1918年の今日、竣工しました。同艦は太平洋戦争中に、艦載機も運用できるよう後部に飛行甲板を設置しましたが、その実力を存分に発揮することなく終わりました。