旧日本海軍の記事一覧
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戦艦「大和」は潜水艦も探知できた? 旧海軍最新の潜水艦探知装置 利便性や性能は?
一般的に戦艦は小回りが利かず、速力も巡洋艦や駆逐艦よりも遅いため、水面下に潜む潜水艦への攻撃などは行いません。しかし攻撃手段を持たないのに、戦艦「大和」は水中聴音機を装備していました。その使い方と性能に迫ります。
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「敵に『本気か!?』と思わせた航空作戦」3選 戦艦撃沈 片道切符で爆撃 山上へ空挺降下
後の世の人ならば結果を知っているのでなんとでも言えますが、当時は狂気の沙汰と思われても仕方ない作戦というのは古今東西、沢山あることでしょう。20世紀になるとその「本気か!?」と思わせる作戦に航空機も加わります。
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孤軍奮闘した空母「飛龍」のミッドウェー 却下された意見具申は命運を変え得たか?
太平洋戦争の帰趨を大きく左右したミッドウェー海戦、日本に勝ち目は全くなかったのでしょうか。壮絶な最期を遂げた空母「飛龍」と山口多聞司令官の戦いを追いつつ、勝敗の分かれ道だったかもしれないひとつの「if」を考察します。
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海上自衛隊で最多使用の艦名「くろしお」 旧日本海軍では駆逐艦 戦後は民間潜水艇にも
海上自衛隊は、自衛艦の艦名を旧国名や山岳名、河川名などから命名していますが、そのなかには旧日本海軍でも使われたものが複数あります。そのため艦名のなかには、通算すると4回も使用されているものがあります。
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旧海軍艦・自衛艦に人名なぜない? 人名都市名がない理由は日本特有の考えによるもの
外国軍艦では、人名由来の艦船名称はわりと広く存在します。一方、日本では、旧日本海軍も海上自衛隊も人名が付与された艦船は存在しません。一説によると、その理由は万一の際による影響を考えた結果といいます。
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偶然か運命か 復元中だった戦艦「三笠」と鉄くずとして来日したチリ戦艦の奇妙な縁
ふたつ以上の機械類から部品を集めてひとつに組み上げることを「ニコイチ」といい、実は横須賀の「三笠」も、ある意味ニコイチで復元されました。これに貢献した、知られざるチリ戦艦と「三笠」の、不思議な縁を感じさせるお話。
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艦艇の名前長短 世界最短はアルファベット2文字の日本艦
古今東西、海上自衛隊の自衛艦を含む各国軍の艦艇は、戦車や戦闘機などと違い、大量生産された艦型であっても個々に艦名が付けられます。自然や地域名、人名など多種多様ななかで、世界最短と世界最長の艦名に注目しました。
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戦艦「ヒラヌマ」空母「リュウカク」重巡「チチブ」…何者? 米軍記録に残る旧海軍艦
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざがあります。実態とは似ても似つかないものでも、実際に存在するかのように伝わってしまうことは多々あります。アメリカ海軍が作り上げてしまった幻の日本軍艦を3種類見てみます。
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致死率は10倍 WW1末期「スペインかぜ」クラスターに見舞われた旧海軍艦「矢矧」の教訓
第1次世界大戦の終盤から世界的に流行した、死に至る病「スペインかぜ」は、旧日本海軍の軍艦においても感染が広がりました。閉鎖された空間での感染爆発がいかに恐ろしいものであるか、その教訓をいまに伝えています。
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戦没したはずが生きててビックリ! 戦火を耐え抜き2度国籍変更した流転の駆逐艦の航跡
なくしたと思っていたものが、ふとした瞬間に出てくることはありますが、それが駆逐艦だったら驚くでしょう。しかも自沈処分したはずが、敵の艦艇として太平洋戦争を戦い抜いていました。駆逐艦「スチュワート」の数奇な航跡を辿ります。