ミリタリーの記事一覧
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現代戦車なぜ「主力」ばかり? 軽中重に巡航等色々あった戦車の種類が収斂した理由
WW2期は軽戦車、中戦車、重戦車と分類していましたが、今はそれがありません。技術の進化などにより役割分担の必要性が薄れたことが大きな理由ですが、その前に戦車の母国であるイギリスでの運用思想の大きな失敗が源流となっています。
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問われるJアラートと民間防衛 WW2期ロンドン市民の「ブリッツスピリット」に学べ
「国民保護」に関する情報、活動は、国際的には「民間防衛」に相当するものです。WW2期も日本のみならず、たとえばロンドンにおいてのその様子に関する資料が多く残されています。そこには、現代日本が学ぶべき多くのものが見られます。
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軍艦で最も短命… 空母「信濃」が進水した日-1944.10.8 あっけなかった大和型3番艦
旧日本海軍の空母「信濃」が1944年の今日、進水しました。「信濃」は大和型戦艦の3番艦として竣工予定でしたが、航空戦力を増強すべく設計変更され、大型空母へと生まれ変わります。しかし本格的に交戦することなく生涯を閉じました。
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戦艦「長門」見に行こうぜ!! 戦前はさながらテーマパークの軍港 地域も潤う観光資源
旧日本海軍の鎮守府が置かれていた呉は21世紀現在、多くの観光客を集める人気の観光地です。そうした軍港の「観光地としての」姿は、実は戦前も同様だったといいます。観光資源としての軍港の、かつての様子や人気のお土産のお話。
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女王から国王へ 変わる/変わらない「艦の呼び方」…艦船接頭辞 カナダ海軍の場合
「女王」が「国王」に変わると、実にいろいろなものに影響が見られます。言葉遣いもそのひとつで、それはたとえば軍艦の接頭辞にも変更が見られます。その「艦船接頭辞」、どのようなものなのでしょうか。
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軽巡洋艦「矢矧」が進水した日-1942.9.25 戦局不利のなか就役 最期は戦艦「大和」の傍らで
旧日本海軍の軽巡洋艦「矢矧」が1942年の今日、進水しました。高速かつ航続距離も長いうえ、レイテ沖海戦後には対空火力も強化されました。最期となる出撃では、運命を戦艦「大和」とともにしています。
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旧海軍「航空魚雷」秘密のパーツはベニヤ製!? 米軍驚愕の高速雷撃はどう実現したのか
現代では姿を消した兵器のひとつ「航空魚雷」は、WW2期までは文字通り先端技術の結晶です。旧日本海軍においても実用化は相応の困難をともなうものでしたが、その一端を担ったのは、ベニヤ製のごく簡単な構造のパーツでした。