歴史の記事一覧
-
実は日本の外交的勝利!? 史上初の軍縮条約「ワシントン海軍軍縮条約」で得た“実利”
11月11日はワシントン海軍軍縮条約の交渉が始まった日。1923年に発効した本条約は、米英日仏伊5か国がどの程度の海軍力を保持できるか決めたものですが、軍艦の性能や保有量などで多くの制限があり、のちの歴史に大きな影響を与えました。
-
大砲の究極形 戦場の女神「アンツィオアニー」と「アトミックアニー」 米独の危険すぎる破壊神
名は体を表すといいますが、兵器のなかにはその名から想像もつかないものもよく見られます。「アンツィオアニー」「アトミックアニー」はそれぞれWW2期ドイツと戦後アメリカが運用した大砲の愛称です。歴史に残る2門の「アニー」のお話。
-
もうひとつの世界最大の戦艦「武蔵」が沈没した日 1944.10.24シブヤン海―レイテ沖海戦
10月24日は「大和」と並び世界最大といわれた戦艦「武蔵」が沈没した日です。日米が激突しレイテ沖海戦が勃発。そのうちのシブヤン海海戦で、「武蔵」は航空機による猛攻を受けました。船体は2015年に発見されています。
-
現存唯一「三式中戦車」の激レア余生 赤羽で発見され映画出演が舞い込む その後は?
近年、技術遺産として維持・保管の機運が高まりつつある旧日本軍戦車。国内にわずかに残る旧日本軍車両のなかにあって、レア度などから存在感が際立つ「三式中戦車」がたどった戦後の運命を振り返ります。
-
【鉄道のある風景今昔】蒲原鉄道閑散区間をゆく 想い出の駅はいま
プレミアム
新潟県の五泉駅から村松駅を経由し、加茂駅までを結んだ蒲原鉄道。五泉~村松間は乗客が多かったものの、村松~加茂間は閑散としていました。その村松~加茂間は何度か訪れましたが、廃線後にも訪れる機会がありました。
-
戦法ただ一つ「体当たりで沈めろ」ツノを持つ異形の「衝角艦」砲撃戦時代になぜ蘇った?
古代の軍船には、「衝角」という体当たり攻撃用の鋭い突起がついていました。これは大砲の発達とともに過去のものとなりましたが、19世紀に復活、各国の海軍は競って新たな「衝角艦」を建造します。その理由をひも解きます。
-
東京の災害時「歩いて帰りやすい鉄道沿線」とは? 街道に沿う・沿わないの歴史的違い
災害が発生し、東京都心の駅から自宅最寄り駅まで徒歩での帰宅を余儀なくされた時、あなたは単純に大通りを進めば帰れるでしょうか。利用している鉄道路線が大通りと並行していれば迷わずに済みそうですが、全てがそうとも限りません。
-
独仏因縁の食堂車! オリエント急行で知られるワゴン・リ社の「2419号車」が見た歴史
オリエント急行の名は広く知られますが、その運行会社であるワゴン・リ社が製造した車両のひとつ「2419号車」の知名度は、日本ではあまりないかもしれません。「休戦の客車」とも呼ばれる同車両は、歴史の表舞台に2度も登場しました。
-
日本の洋式トイレは旧海軍の戦艦が始まり!?「艦内トイレ」から見た水洗便所の歴史
現代の生活空間にあたりまえのように存在する温水洗浄便座の洋式水洗トイレ、しかし、もともと日本のトイレに「洋式」はありませんでした。日本における清潔な洋式水洗トイレの始祖となったのは、軍艦の「艦内トイレ」だったのです。
-
中央線だけじゃない 横浜線の長~い直線区間できたワケ 橋本~町田で「何かを避けた」?
JR中央線 東中野~立川間の長い直線はよく知られていますが、首都圏でもう1か所、そのような鉄道路線があります。それはJR横浜線の橋本~町田間。なぜここでも長い直線区間が生まれたのでしょうか。