関 賢太郎(航空軍事評論家)の記事一覧
Writer: 関 賢太郎(航空軍事評論家)
1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。
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ミグとスホーイ統合でロシア戦闘機どうなる? その背景と現状 そして今後は…
旧ソ連およびロシアの戦闘機開発を長年にわたり担ってきた、ミグとスホーイの両航空機メーカーが統合に向け大きく前進しています。いずれも世界を舞台に活動していたメーカーでしたが、背景に何があり、そして今後どうなるのでしょうか。
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「ニンジャ・ブレード」がシャキーンと展開 「暗殺」に特化したミサイルなぜできた?
ミサイルといえば、着弾して爆発しその破片などで周辺を加害する兵器というのが一般的ですが、アメリカ空軍のR9Xは弾頭(爆薬)の代わりにブレード(刃)を備えるといいます。目的は「暗殺」。その開発経緯などを追います。
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スターリンに嫌われた「スホーイ」…なぜ? 実は1度潰れていた東側戦闘機メーカーの雄
ロシアの航空機メーカーとして、旧ソ連時代からその名をとどろかせる「スホーイ」ですが、実は1度、歴史からその名を消しています。そしてそれは、いまなお同社内で尾を引くある問題の原因になりました。
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安い+強い=最強! F-16が世界中で売れまくるワケ F-15との比較で見えるその実力とは
現代ジェット戦闘機におけるF-15の地位は誰しも認めるところでしょうが、実はF-16もそれに比肩しうる結果を残してきました。そして両機は比べれば比べるほど、F-16がなぜ世界中に売れまくるのか、納得の理由が見えてきます。
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もはや別物! A-10「サンダーボルトII」最新型は40有余年の時を経て「完成」の域へ
運用開始から40年以上が経過したA-10「サンダーボルトII」ですが、もちろんそのあいだに改良されており、最新型になると初期型とはもはや別物です。そしてようやく、当初のコンセプトどおりの運用が可能になったともいえるでしょう。
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「F-35は欠陥機で売れてない」は本当? 2019年の戦闘機生産シェアから真実を探る
日本も大量調達を決定したF-35戦闘機ですが、国内にはこれを欠陥機とする、ネガティブな声も根強く聞かれます。世界はF-35をどのように見ているのでしょうか。2019年の戦闘機生産数シェアからその実像に迫りました。
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東北の「謎の白い球体」結局何だったの? 考えうるその正体 他国の気球なら領空侵犯か
UFOか、はたまたどこぞの国の観測気球か……2020年6月、日本中が注目した東北地方の空に浮かぶ謎の白い飛行物体、あれは結局のところ何だったのでしょうか。これまでの情報などからその正体について考察します。
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海自P-1は現代の一式陸攻か ミサイルや魚雷など武装面から見る哨戒機の役割とは
海上自衛隊のP-1哨戒機は哨戒(パトロール)が主任務ながらも、多くの武装を搭載でき万一の場合には戦闘も辞さない飛行機です。その特徴は旧海軍が運用した、九六式陸上攻撃機や一式陸上攻撃機などに通ずるものがあります。
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ボーイング747は音速を超えたのか 対地速度1327km/h NY~ロンドン最短記録のカラクリ
最大速度988km/hのはずのボーイング747-400型機が、対地速度1327km/hに達し「音速を超えた?」と話題になりました。数字だけ見れば尋常ではない記録です。ブリティッシュ・エアウェイズBA112便になにが起きていたのでしょうか。
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最強戦闘機F-15「イーグル」 いまなお抱える「持病」 背景にロシア戦闘機の影
最強の呼び声も高いF-15「イーグル」戦闘機ですが、実はとある「欠陥」を抱えており、一応の解決は見たものの克服には至っていません。こうなった理由には、当時大きな脅威だった、ソ連機の存在がありました。