「多摩の移動」を統合 京王がMaaS実証実験 JR・バス・タクシー・観光・買い物も一元化

2021年1月スタート予定。

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MaaS実証実験の全体像(画像:京王電鉄)。

 京王電鉄が、2021年1月から東京の多摩エリアで、地域関係者と連携してMaaS(マース)の実証実験を行います。

 MaaSは「Mobility as a Service」の略で、様々な移動(モビリティ)を一つのサービスとして捉え、利用者に提供する概念です。

 今回の実証実験は、東京都が公募した「令和2年度 MaaS社会実装モデル構築に関する実証事業」に採択されました。高齢化の進展やコロナ禍で生活様式の変化などが生じている環境において、多摩エリアの交通と生活の利便性向上などを目指すといいます。

 具体的には、京王線・井の頭線、JR中央線、京王バス、西東京バスなどの遅延情報を加味したリアルタイム経路検索、タクシーやシェアサイクルなども含めたマルチモーダル検索、検索結果からの各交通の予約といった交通サービスの統合、京王線の聖蹟桜ヶ丘駅(多摩市)と市内住宅地を結ぶ定時運行型ワゴンバスやタクシー相乗り型輸送、聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターの利用券や高尾山観光と組み合わせた鉄道の企画乗車券などが検討されています。

 京王電鉄を実施主体とし、JR東日本、京王電鉄バス、西東京バス、京王自動車(タクシー)、アイシン精機(運行システム開発)、OpenStreet(シェアサイクル)、JR東日本企画(デジタルチケット機能開発)、三井住友カード、JCBなどが参画、多摩市が協力します。

 サービスは、専用のポータルサイトで一元的に提供されます。実証実験は2021年1月から2月までの予定です。

【了】

【図】MaaS実証実験の参画事業者

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