長崎新幹線の武雄温泉~長崎間2022年秋開業へ フル規格で整備
工事が進み今後の見通しが発表されました。
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)とJR九州は2020年9月24日(木)、長崎新幹線(九州新幹線西九州ルート)の武雄温泉~長崎間約66kmについて、完成・開業時期の見通しが2022年の秋頃になったと発表しました。
現在は、トンネルや橋などの土木工事から軌道・電気・駅舎建築工事などに移行しているところであり、今後の工事スケジュールが見通せる時期になったといいます。
これらの工事が完了したあとに予定している新幹線施設の検査や走行試験、乗務員の訓練運転、国土交通省による完成検査などに要する期間を勘案し、開業見込みは2022年秋頃とのことです。
長崎新幹線は、九州新幹線(鹿児島ルート)の新鳥栖駅(佐賀県鳥栖市)と長崎駅を結ぶ整備新幹線です。このうち武雄温泉駅(佐賀県武雄市)から長崎駅までの区間は、通常の新幹線と同じフル規格で建設が進められていますが、佐賀県内の新鳥栖~武雄温泉間は未着工であり、整備方式の検討が続いています。このため武雄温泉~長崎間の先行開業時は、武雄温泉駅に在来線特急と新幹線列車が同じホームで乗り換えできる「対面乗り換え方式」を暫定的に導入することになっています。途中には嬉野温泉、新大村、諫早の3駅(いずれも仮称)が設けられる計画です。
【了】
長崎はフルで造りたいなら佐賀の分も負担してやれ
それ以外に方策は無いぞ