東京の「梅田」どんなとこ? 下町の裏道ゆく都バス「草41」 終点は妙な位置に
大きく変貌を遂げた「足立梅田町のちょっと先」
足立梅田町バス停から信号ひとつ目の交差点は、前述のとおり以前は丁字路でしたが、現在は都市計画道路「環七南通り」が横切り、直進方向は「亀田トレイン通り」という愛称で西新井駅方面へ続いています。
実はこの「亀田トレイン通り」は、かつての廃線跡です。2000(平成14)年に閉鎖された東武鉄道西新井車両工場内の線路跡を道路に転用したものですが、その前身は、東武伊勢崎線の本線です。
東武伊勢崎線は戦前、荒川放水路(現在の荒川)の開削に伴い北千住~西新井の線路をやや西側へ移設しています。その旧線跡が、都営バス千住車庫から王49系統が走る「梅田通り」と、「亀田トレイン通り」に当たります。
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