スーパーで売られる「機内食」 「おいしい」だけじゃない取り組みの背景 フィンエアー
確かにお弁当としてはドンズバなのかも……。
北欧フィンランドの航空会社、フィンエアーが、ビジネスクラスで提供されている機内食をベースにしたお弁当の販売を、同社の拠点であるヘルシンキのヴァンター空港近くのスーパーマーケット「K-Citymarket Tammisto」で始めています。
メニューはトナカイのミートボール、牛の照り焼きなどで、1食あたり12.90ユーロ(約1600円)から。CNNによると、メニューは2週間ごとに変更を予定しているとのことです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で国際線の運航規模縮小が続くなか、フィンエアーによると、今後、同国内の他のエリアのスーパーでもこの取り組みの拡大を目指すとのこと。平時はエコノミークラスで渡航する利用者でも、気軽にビジネスクラスの食事を楽しめるようにといった目的はもちろんのこと、この取り組みを拡大することで、便数縮小が続く状況下でも、同社の機内食工場のスタッフの雇用を守るという側面もあるそうです。
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