東京の地下「世界最大規模の自転車置き場」がスゴイ! 圧倒的台数の「自転車の木」
自転車用の「機械式駐輪場」が近年増えています。東京の駅前の地下に整備された世界最大規模の機械式駐輪場は、その圧倒的な収容台数で放置自転車問題を解決しました。
立体駐車場を駐輪場にリノベーションしたケースも
江戸川区はその後、一之江、平井など区内のほかの駅でもサイクルツリーを整備しています。そのシステムを提供するJFEエンジニアリングによると、サイクルツリーは2020年現在で全国29か所、110基が設置されており、収容台数は2万2000台に上るといいます。
地下だけでなく、建屋を整備したうえでの地上型や、ビルに組み込む形も存在。立川駅前など、利用が少なくなった駅前の機械式駐車場をサイクルツリーに、つまり駐輪場へ生まれ変わらせたところもあります。
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葛西駅前の場合、サイクルツリーは定期利用の自転車向けです。ただ江戸川区によると近年、大型モデルや一部の子乗せ自転車など、機械式に入らない自転車が増えているとのこと。そうした自転車のために用意されている定期用の平置きスペースは、一部キャンセル待ちが発生しているそうです。
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