JAL ラウンジの「いい匂い」はどこから? 担当者に直撃!「実は…」づくしのウラ話
空港ごとにも違う! JALアロマの深~いこだわり
――実際に焚くときに、空港ごとに違いがあったりするのでしょうか。
実はアロマを入れているJALの空港はすべて、調香師の方に実際に来ていただいてチェックしてもらい、納得したうえで実際に提供しています。
コンパクトなラウンジであれば、アロマオイルをディフーザー(散布器)で霧状に噴射し、撒いたあとファンで拡散します。成田や羽田などの大きな空港ラウンジであれば、壁のなかにディフーザーとファンを埋め込んでいるところもあります。
また、空港ごとに空調の風向きが異なりもしますので、どこに置くかというのもポイントです。
――アロマを噴射するタイミングは、空港ごとに異なるのでしょうか。
空港によっては出し続けていたり、何分か吹いたら何分か休めたり、空港によってすべて使い分けています。基本的に、どの空港でもできる限り「香りの強さ」も一緒になるようにしています。
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なお相原さんによると、ラウンジの香りは「ずっと変えていない」のだそう。また、一般販売はされていませんが、JAL機内のおしぼりの一部には、朝使われているアロマの香りを吹きかけているそうです。
また先述のとおり天然素材だからこそ、「いい匂い」が続く時間も限られていると話します。そのため、アロマを交換する頻度も「新鮮なうちに」と気を配っているとのことです。
【了】
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