JAL ラウンジの「いい匂い」はどこから? 担当者に直撃!「実は…」づくしのウラ話

多くの空港に設置されているラウンジのなかでも、JALの入口では「いつどこでも同じ、いい香り」がします。これはどこから出ていて、なぜ同じなのでしょうか。担当者に聞いたところ「匂い」ひとつにも多くのこだわりが詰まっていました。

JALのラウンジのいい香り どう決まった?

――アロマを導入するにあたって、気をつけたポイントやこだわりなどはありますでしょうか。

 このアロマで一番こだわったのは素材です。航空会社として香りを導入する以上、JALの安心・安全をお届けしなければなりません。アレルギーを持つお客様もいらっしゃいます。そのため、素材には人工物を使わず天然のものを使うことで、「国際的に問題ない」基準をクリアしました。また実際の調香はプロモツール(東京都文京区)さんにお願いしたのですが、ここは強くオーダーしたところです。

 また当時、JALのラウンジには「伝統」「革新」「日本の心」といったテーマがあるのですが、このテーマにのっとって、可能な限り日本のテイストを取り入れています。

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小松空港のJAL国内線サクララウンジ(恵 知仁撮影)。

――香りはどのように決められたのでしょうか。

 実はJALのラウンジでは、朝と夜で違う香りを使っています。一種類ではもったいないというのもありまして……。朝はヒノキ系統のさわやかな香り、夜はどちらかというと魅惑的な、ゆずやラベンダーなどを用いた香りです。イメージを伝えて、プロモツールさんに作っていただいた香りを朝用と夜用のそれぞれ3種類ほどにしぼり、会議室のなかで香りを実験的に焚き、みんなで決めました。開発には1年近くを要しました。

――実際の空港ラウンジでは、どのようにアロマを焚いているのでしょうか。

 実は空港によって異なります。アロマも強く抽出しているものと、薄く抽出しているものがあり、空港ごとに数種類を使い分けています。大きなラウンジを持つ空港は濃いものが、コンパクトなラウンジの空港は薄いものが、それぞれ使われることが多いですね。

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