【超貴重】歴史に幕 ANA「紙の時刻表」66年でどう進化? 初期の厚紙時代から見てきた

どんどん現スタイルに近づくが…並ぶ「TR」「SR」「YS」

 その後ANAの時刻表は、同社の就航都市拡大にあわせてページ数も徐々に増やしていきます。同社初の国際定期路線である成田~グアム線を後に担当することになるロッキードL1011「トライスター」が就航した1974(昭和49)年ごろには、時刻表はオールカラーに。そして1986(昭和61)年の成田~グアム線開設のころには、空港ごとに便と時刻が記載される、現行のものと同じようなレイアウトに変わりました。

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1983年の「ANA時刻表」(2020年11月27日、乗りものニュース編集部撮影)。

 機種欄には、ボーイング727は「B2」、「スーパージャンボ」と呼ばれたジャンボジェットシリーズの国内線仕様機ボーイング747SRは「SR」、そしてロッキードL1011「トライスター」は「TR」と表記され、今では見ることのできないモデルがずらり。戦後初の国産旅客機「YS-11」(「YS」表記)など、ジェット機ではないモデルにも、懐かしいものが見られます。

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コメント

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2件のコメント

  1. 海外には、鉄道の紙の時刻表をなくしてしまったところも少なくないのです。

  2. (この先同じ内容をPDFで用意するものだと思ってるけど)
    でも結局印刷して持参しそう。
    画面では気づかなくても印刷して分かることって結構あるし...。