高速道路のスゴ技除雪「自動化」なるか 人手確保など課題 熟練の作業を「走るだけ」で

冬の道路に欠かせない除雪などの雪氷対策は、オペレーターの高齢化や人口減少といった課題を抱えています。熟練の技をどう機械化し、負担を減らすか――高速道路では雪氷対策の「高度化」が進んでいます。

除雪作業員は「橋の継ぎ目の位置」まで覚えている必要が

 NEXCO東日本が2020年12月15日(火)、東北道の岩槻ICに建設した「総合技術センター」などの報道陣向け説明会を開催、そのなかで雪氷対策の高度化への取り組みについて説明しました。

 冬の道路の安全を確保するには、除雪や凍結防止剤の散布といった作業が欠かせません。特にNEXCO東日本の場合は、管理エリアの6割が豪雪地帯に該当するとのこと。しかし、作業員の高齢化や人口減少などで、技術の継承と、人員の確保の両面が課題となっています。

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ロータリー除雪車のイメージ(画像:NEXCO東日本)。

 こうした雪氷対策の一連の作業は、一朝一夕にはできず、熟練を要します。例えば、プラウ(雪かき)を付けた除雪トラックを運転する場合、視界ほぼゼロの世界でも数cmの精度での作業が求められるうえ、橋のジョイント(継ぎ目)を通過する際にはプラウが引っ掛かってしまうため、少し上げ下げしなければならず、ジョイントの位置を覚えておく必要があるのです。

 NEXCO東日本はこれを最新技術で克服し、作業員の負担を軽減すべく、雪氷対策の高度化に取り組んでいます。

【ギャラリー】除雪も凍結防止剤散布も「自動化」 技術の詳細

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コメント

1件のコメント

  1. 一般道では除雪車に通行人が巻き込まれる事故が無くなりません…高速道路の除雪は通行止めの状態でおこなうのですかね。無人だと料金所でどのゲートを選んでどのように合流するのか気になりますが、作業用車には専用の出入口がありそうですね。
     豪雪地の高速道路には屋根をつけるわけにはいかないのでしょうか。