「房総ぐるり列車」復活 新型E131系が安房鴨川を越えて直通へ JR東 千葉3月改正

ロマンあふれるロングラン列車が再び房総半島に!

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房総半島や鹿島線でデビューする新型車両「E131系」電車(画像:JR東日本)。

 JR東日本千葉支社は2020年12月18日(金)、管内の列車について、2021年3月のダイヤ改正の内容を発表しました。

 日中の内房線・外房線の普通列車は、木更津から安房鴨川を経由して上総一ノ宮まで直通運転を行う列車が誕生。新型車両のE131系電車でワンマン運転を行います。現在は安房鴨川駅で運行体系が分かれていますが、改正によって「房総半島を南回りするロングラン列車」が復活します。

 また、内房線は15時~19時台に千葉~上総湊間で1時間2~3本と運行本数が増えます。現行で中心となっていた君津~館山間の列車は減少します。

 外房線・京葉線直通列車は、朝の勝浦発東京行きの時刻を改善。勝浦発6時08分発東京行きは上総一ノ宮駅で20分停車し別の東京行きを先に出発させるという運用になっていましたが、その2本を統合。その代わり、6時25分勝浦発東京行きが新たに設定されます。この列車は上総一ノ宮以降、現行で20分停車していた東京行きと同じダイヤです。

 その他、特急との接続改善や、鹿島線への新型車両「E131系」の導入に加え、総武線各駅停車と京葉線で終電の繰り上げが行われます。

 特急「成田エクスプレス」は一部列車が高尾発着から八王子発着に、新宿着が池袋着に、それぞれ運行区間を変更。「わかしお」は土休日に、5両編成の列車で指定席車両を2両から3両に増やします。

【画像】大きく変わる内房・外房線の運行体系

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