オーストラリア空軍 F-35Aの初期作戦能力を獲得 ステルス戦闘機の本格運用スタート

機体にカンガルーを描いたF-35Aです!

 オーストラリア空軍は2020年12月28日(月)、導入を進めている最新鋭のステルス戦闘機F-35A「ライトニングII」について、初期作戦能力を獲得したと発表しました。「初期作戦能力」とは、実戦運用に必要な最低限のレベルに到達したことを指すものです。

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オーストラリア南東部ニューサウスウェールズ州にあるウィリアムタウン空軍基地に配備された第3飛行隊のF-35A戦闘機(画像:オーストラリア空軍)。

 オーストラリア空軍に初めてF-35Aが引き渡されたのは2014(平成26)年12月のことで、当初はアメリカ本土でパイロットの飛行訓練などに用いられていたものの、2018年12月以降、オーストラリア本国の基地へ配備が始まり、2020年12月現在、2個飛行隊で運用されています。

 オーストラリアはF-35Aを72機調達する計画で、同機の充足によって旧式化したF/A-18AおよびF/A-18B戦闘機は退役する予定です。

【了】

【写真】オーストラリア空軍F-35Aの飛行シーン

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