冬の首都高 ノーマルタイヤじゃ危険? 関係者語る「絶対ヤバいライン」&要注意路線

雪で大混乱に そのときの積雪量は?

 もちろん積雪が増えれば、塩水だけでは対応不能になるのは言うまでもありません。除雪が必要になるわけですが、首都高でのそれは、NEXCOが管理する郊外の高速道路のようにはいきません。都市部のため雪を路外へ吹き飛ばすことができず、ダンプで雪を運びます。必然的に通行止めを伴い、天候によっては、それが長時間になるということです。

 2018年1月22日、東京都心が大雪に見舞われた際、首都高では立ち往生が3か所も発生し、それぞれ解消まで10時間以上、全線通行再開まで約100時間を要すという、まさに大混乱に陥りました。この1月22日における東京都心の積雪量は、23cmだったそうです。

 首都高の関係者によると、経験上、積雪15cmを超えると除排雪の作業や通行止めが長時間におよぶ傾向だといいます。

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除雪の様子(画像:首都高速道路)。

 こうした「大雪」の基準は地域によっても異なります。ウェザーニューズ社によると、たとえば東京都千代田区では、「注意報」が「12時間降雪の深さ5cm」、「警報」が「同10cm」であるのに対し、新潟市では「注意報」が「6時間降雪の深さ15cm」、「警報」は「同30cm」とのこと。東京都心部の基準は新潟市からすれば“多少の雪”かもしれませんが、警戒するに越したことはありません。

 ちなみに、首都高の路線は約330kmありますが、そのすべてが同じ条件とも限りません。とりわけ違うポイントはどこかと聞いたところ、路線網の北端部にあたる「埼玉大宮線と新都心線」ということでした。

 この区間は2018年1月の大雪でも雪がなかなか溶けず、最後まで通行止めが長引いたといいます。「深夜にクルマで北上すると、高島平(東京都板橋区)からみるみる車内の気温表示が下がっていくこともある」とのことで、冬には塩水散布が特に欠かせない路線だそうです。

【了】

※一部修正しました(1月24日18時08分)。

【一目瞭然】首都高で「雪が積もったらどうするか」画像でチェック

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コメント

3件のコメント

  1. 「スタッドレスタイヤは乾燥路や雨天時は滑るから駄目」とギリギリまで履き替えないって人が一定数居る。
    そういう人が雪の予報が出てから慌てて取り替えようとして時間が無くて諦めてたりする。

     10月になったら履き替えて6月まで履いてれば良いと思う。日通のトラックなんて東京よりも積もらない数年に一回レベルの所でも通年でスタッドレス履いてるし、
     関東でも水上では11月から4月までは国道の一部区間が冬期通行止め、5月の箱根で積雪があった時もあるから、

  2. 長岡河川国道事務所は、長岡国道事務所の間違いでは?

    • ご指摘ありがとうございます。修正しました。