突っ込まれるぞ、マジで 高速道路の路肩へ停車する恐ろしさ 追突死亡事故なぜ多い?

万が一、高速道路上に停車する場合はどうすれば?

 NEXCO西日本によると、停車中のクルマが走行中であると誤認し、追随しようとして追突してしまうことがあるといいます。

 ITARDA(交通事故総合分析センター)は、疲れて意識レベルが低下したドライバーは「ハザードランプであろうと、テールランプであろうと関係なく追従する危険性がある」としています。

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発炎筒の使い方(画像:NEXCO西日本)。

 こうしたことからも、三角板や発炎筒を用いて後続車へ停止車両の存在を知らせることが重要なのですが、それらを配置したからといって、路肩でパンク修理などを行うことは危険です。だからこそ、「運転手も同乗者も全員、自車より後方のガードレールの外側など安全な場所へすみやかに避難してください」(NEXCO西日本)と呼び掛けられるのです。

 ちなみに、「『自車より後方の』ガードレールの外側」というのも、避難の際の鉄則といえます。自車より前方に避難すると、追突により押し出された車両がガードレールに激突してくることもあるからです。

【了】

【画像】実は「中身」が違う高速道路上の非常電話

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コメント

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1件のコメント

  1. 右から降りて三角板を出しに行ってはねられたり…