航空会社FDA「公式Twitter凍結」なぜ発生? 愛されすぎ!?な“中の人”にハナシを聞いた

FDA公式の“中の人に”聞く「アカウント凍結事件」

 今回、公式アカウントが凍結された経緯を、FDAの公式Twitter担当者、いわゆる“中の人”は次のように話します。

「今回、凍結されてしまった理由は誕生日の設定です。お客様と航空会社、一対一で繋がれたらいいなと思い、積極的にTwitter以外にも、FacebookやInstagramといったSNSに投稿するようにしているのですが、そのなかで、誕生日を入れた方がいいかなと思い立ちまして。そこで、FDAの設立日(2008年6月24日)、就航日(2009年7月23日)を入れてみたのです。そうしたら、Twitter利用ルールの『13歳以上である必要がある』という規約に引っかかってしまいました……勉強不足でした」(FDAの公式Twitter担当者)

 凍結期間中は、もうひとつのアカウント、いわゆる「サブアカ」(サブアカウントの略)を作ることで、暫定的に情報を発信し続けた“中の人”。「いろいろいわれてしまっても仕方がないと思いましたし、サブアカも『偽アカウントではないか』と思われるんじゃ……などいろいろ考えてしまいました」と凍結中の心情も吐露します。

 ところが、実際には利用者から「いつまでも待っているよ」「ファンをやめることはないので(アカウント復旧まで)気長に待ちましょう」といったメッセージが届けられたとも。

「FDAのフォロワーの皆様の特徴としては、とにかく皆様がポジティブな反応をして下さることが多いのです。今回も、ご不便、ご迷惑をおかけしたのに応援していただき、『お客様に恵まれているな』と改めて思いました」(FDAの公式Twitter担当者)

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 なお、役目を終えた「サブアカ」については、「本アカでの発信に補足するような細かな情報や裏話」などを出すべく、引き続き使い続け、投稿していくようです。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. ありがとうございます。結局は単純ミスによるものだったのですね。無事に再開して良かったです。そして現在、航空業界に限らずに多くの交通機関業界がコロナ禍の影響を被っておりますし、今現在、緊急事態宣言対象エリアを中心に大規模な減便や長期運休が余儀なくされているのも現状であります。中には当面運休(当面自体がそれ以降を是正化することを前提としている意味合いがあり、つまり永続化を意味する)と謳いながら結局はそのまま永遠に運休つまり廃止となった便や路線も多数あります。コロナ禍収束はまだまだ暫くは先の事(あくまでも「当面の間=実質永続的」ではない)ですが、収束後はいつものパターンが早かれ遅かれ元に戻る事と期待しております。