武蔵野線「むさしの号/しもうさ号」なぜ誕生? 奇抜な経路 毎日乗れるミステリートレイン
「むさしの号」の歴史は旧い
ひとつの列車がめまぐるしく路線を移っていく「むさしの号」ですが、古くは1983(昭和58)年の臨時列車「新幹線リレー号」(府中本町~大宮間運行)までさかのぼることができます。1989(平成元)年には「ホリデーむさしの」という形で、大宮から高尾まで運転されたこともありました。
1997(平成9)年には「こまちリレー号」という名前で登場。名前からも分かるとおり、秋田新幹線の開業に合わせて登場した列車で、中央線沿線から大宮駅経由で東北・上越新幹線を利用する乗客の利便性をアピールするのが目的でした。
その後、「快速むさしの号」「ホリデー快速むさしの」など変遷を経て、2010(平成22)年のダイヤ改正で毎日運行されるようになりました。
一方「しもうさ号」は2010年、「むさしの号」が毎日運行となったのと同時に誕生していますが、このダイヤ改正では東北新幹線の八戸~新青森間が開業しています。奇しくも13年前と同じく、大宮駅での新幹線乗り継ぎをアピールする存在になっていたのです。
ただ、現在も朝夕数本しかないため、アクセス列車として利用する際はピンポイントで計画を立てる必要があります。立川市内に住む40代の男性は「東北新幹線に乗る時は、中央線で東京駅まで行く」とのこと。武蔵野線沿線の新座市内に住む30代の男性も「大宮に遊びに行く際は便利だが、ちょうどやって来たらラッキーという程度」と言います。
平日8時52分か休日53分朝霞台着の志木行きに乗ると必ず北朝霞での乗り継ぎが、8時01分か00分のむさしの号になるので、大宮に行くときはちょうどいいですが、ミスすると大宮直行になるので注意が必要です。(ラッシュ時間でも志木行き空いていますが、少しご注意ください)
朝霞台着時刻ミスです。8時ではなく7時です。
記事の最後の部分は逆では?
引用開始---
つまり、「むさしの号」「しもうさ号」に乗って大宮まで行き、埼京線に乗り換えて新宿方面へ南下した場合、「むさしの号」に乗った場合は武蔵浦和駅を2回通ったことになるので大回り乗車は適用されません。逆に「しもうさ号」に乗った場合は、武蔵浦和駅を1回しか通っていないことになり、大回り乗車が適用されるのです。
---引用終了
むさしの号に乗って大宮に向かう場合には、武蔵浦和は通りません。他方で、しもうさ号に乗って大宮に向かうと武蔵浦和に停車してから大宮に到着します。
確かに実乗区間はそうなのだが、この場合はあくまで運賃適用区間の話なのでしもうさ号だけOKになる(諸説ある模様)。
大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例は、『実際にご乗車になる経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車することができます』というもの。
どちらも西浦和駅~武蔵浦和駅間で分岐する武蔵野線大宮支線を通っているので、『しもうさ』号は武蔵浦和駅に停車できても、『むさしの』号は武蔵浦和駅駅はできない。
『むさしの』号の乗車券の扱いが、武蔵浦和駅~南浦和駅~大宮駅になっているので、そうなっちゃうのかなぁ、とも思いますが、『しもうさ 』号は、武蔵浦和駅に停車しておきながら、通っていないと言い張ってしまうのは、えっ?と思います。
『むさしの』号だと、大宮駅から南下する場合、武蔵浦和駅も南浦和駅も使えないのか…
本線を走る列車との時刻調整もあるから難しいのだろうが、もう少し本数増やして欲しい。というか、実質枝線みたいになってるんだから、もう正規路線に引き上げてしまっては?
さいたま市役所のある地下区間あたりに新駅(浦和常磐駅)と、さいたま新都心駅の貨物線にホームを新設して欲しい。利用者は結構多いと思うよ
常磐→常盤です。
変換ミスです、失礼。
個人的には、京葉線東京方面の直通の本数を減便して、その分「むさしの号」と「しもうさ号」を増便して欲しいですね。
府中本町方面からわざわざ武蔵野線・京葉線経由で東京駅まで利用する人そんなにいないでしょ…。
ただし、武蔵野線沿線から「東京ディズニーリゾート」などへ行くのには、(東京駅でのやや面倒な京葉線乗り換えに比べると)武蔵野線・京葉線経由の方が便利ですが…。