武蔵野線「むさしの号/しもうさ号」なぜ誕生? 奇抜な経路 毎日乗れるミステリートレイン
中央線や京葉線から武蔵野線を経由して大宮駅へ向かう「むさしの号」「しもうさ号」が、1日に片道3~5本運行されています。貨物線を走行し別路線へ乗り入れるレアな列車は、なぜ生まれたのでしょうか。
風景はレアだけど、乗車機会はレアじゃない
旅客列車は一般的に、ひとつの路線内で運行が完結している、あるいは複数の路線を経由したり相互直通運転したりする場合も、その「運転系統」は広く知られているものです。
しかし稀に、普段は旅客列車が通らない短絡線を経由して、全く別の路線に移っていく列車も運行されています。
たとえば、京都方面と関西空港を結ぶ特急「はるか」は、JR京都線から貨物線を経由し、大阪環状線へ乗り入れます。また、南越谷駅と鎌倉駅の間で不定期に運転される「ホリデー快速鎌倉」(全車指定席)は、通常は貨物列車しか走らない「武蔵野南線」を経由し、武蔵野線から横須賀線へ乗り入れるというアクロバティックなルートになっています。
その中で、特急券や指定席券もいらず、毎日数本運行され比較的乗りやすい列車が、首都圏に2種類あります。それが武蔵野線を経由する「むさしの号」と「しもうさ号」です。
平日8時52分か休日53分朝霞台着の志木行きに乗ると必ず北朝霞での乗り継ぎが、8時01分か00分のむさしの号になるので、大宮に行くときはちょうどいいですが、ミスすると大宮直行になるので注意が必要です。(ラッシュ時間でも志木行き空いていますが、少しご注意ください)
朝霞台着時刻ミスです。8時ではなく7時です。
記事の最後の部分は逆では?
引用開始---
つまり、「むさしの号」「しもうさ号」に乗って大宮まで行き、埼京線に乗り換えて新宿方面へ南下した場合、「むさしの号」に乗った場合は武蔵浦和駅を2回通ったことになるので大回り乗車は適用されません。逆に「しもうさ号」に乗った場合は、武蔵浦和駅を1回しか通っていないことになり、大回り乗車が適用されるのです。
---引用終了
むさしの号に乗って大宮に向かう場合には、武蔵浦和は通りません。他方で、しもうさ号に乗って大宮に向かうと武蔵浦和に停車してから大宮に到着します。
確かに実乗区間はそうなのだが、この場合はあくまで運賃適用区間の話なのでしもうさ号だけOKになる(諸説ある模様)。
大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例は、『実際にご乗車になる経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車することができます』というもの。
どちらも西浦和駅~武蔵浦和駅間で分岐する武蔵野線大宮支線を通っているので、『しもうさ』号は武蔵浦和駅に停車できても、『むさしの』号は武蔵浦和駅駅はできない。
『むさしの』号の乗車券の扱いが、武蔵浦和駅~南浦和駅~大宮駅になっているので、そうなっちゃうのかなぁ、とも思いますが、『しもうさ 』号は、武蔵浦和駅に停車しておきながら、通っていないと言い張ってしまうのは、えっ?と思います。
『むさしの』号だと、大宮駅から南下する場合、武蔵浦和駅も南浦和駅も使えないのか…
本線を走る列車との時刻調整もあるから難しいのだろうが、もう少し本数増やして欲しい。というか、実質枝線みたいになってるんだから、もう正規路線に引き上げてしまっては?
さいたま市役所のある地下区間あたりに新駅(浦和常磐駅)と、さいたま新都心駅の貨物線にホームを新設して欲しい。利用者は結構多いと思うよ
常磐→常盤です。
変換ミスです、失礼。
個人的には、京葉線東京方面の直通の本数を減便して、その分「むさしの号」と「しもうさ号」を増便して欲しいですね。
府中本町方面からわざわざ武蔵野線・京葉線経由で東京駅まで利用する人そんなにいないでしょ…。
ただし、武蔵野線沿線から「東京ディズニーリゾート」などへ行くのには、(東京駅でのやや面倒な京葉線乗り換えに比べると)武蔵野線・京葉線経由の方が便利ですが…。