30年前の成田アクセスを体験 初代スカイライナーの自動放送復刻 京成「今昔ツアー」開催

成田空港駅開業30周年記念企画です。

旧・成田空港駅からバスで空港T1へ

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初代「スカイライナー」AE形電車(画像:京成トラベルサービス)。

 京成トラベルサービスは2021年3月3日(水)、「成田空港アクセス今昔ツアー」を20日(土)に開催すると発表しました。

 1991(平成3)年3月19日、現在の成田空港駅が開業し、京成の「スカイライナー」の乗り入れが始まりました。今回のツアーはこの30周年を記念するものです。

 ツアーは京成上野駅を臨時列車で出発します。車両は初代「スカイライナー」AE形電車の台車を流用した3400形電車です。車内では、初代「スカイライナー」の車内で流れていた自動放送を再現するほか、京成電鉄社員による復元時の苦労話も披露される予定です。臨時列車は初代「スカイライナー」のルートをなぞるように京成本線を経由し、東成田駅(旧・成田空港駅)に向かいます。

 東成田駅に到着したら駅構内を見学し、空港開港当初から駅・ターミナル間のバス輸送を担う成田空港交通のバスで成田空港第1ターミナルに向かい解散です。帰りは当日の好きな時間の「スカイライナー」に乗車できます。

 東成田駅では、成田空港交通が当時使用した運賃機やバス停などを展示するほか、オリジナルグッズの販売もあります。ツアー参加者には「船車券」の復刻硬券やオリジナルノベルティをプレゼント。硬券は入鋏、ダッチングマシーンによる日付印字体験も用意されます。

 旅行代金は大人6000円、子ども4300円です。募集は3月10日(水)正午まで。人数は170人(応募多数の場合は抽選)。申し込みは京成トラベルのウェブサイトで受け付けています。

【了】

【写真】3400形電車と現在の「スカイライナー」

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