東北・北海道新幹線「E9系/E10系」どんな車両に? E5系から10年 見える次世代新幹線
「E9系」もしくは「E10系」 どんな車両になる?
2030年度末予定の北海道新幹線札幌延伸を見据え、JR東日本が送り出した試験車両、E956形「ALFA-X」。2019年5月から東北新幹線で走行試験を続けているこの車両が、E5系直系の後輩の姿に関わってくることでしょう。
E5系直系の後輩は、最高速度が40km/hアップの360km/hになるかもしれません。「ALFA-X」は、将来の営業車両で360km/h運転を実現することが目指されているからです。
E5系直系の後輩は、空気抵抗をブレーキ力にする「空力ブレーキ」を装備するかもしれません。「ALFA-X」は地震時により早く止まるため、屋根上に空力抵抗板ユニットを備えているからです。また台車(車輪部分)に、リニア式減速度増加装置も備えます。
E5系直系の後輩は、鼻が長くなるかもしれません。「ALFA-X」はトンネル進入時の圧力波発生を抑えるため、E5系より「鼻」がさらにのびています。E5系は約15mですが、「ALFA-X」は東京側先頭車が約16m、札幌側先頭車が約22mです。
E5系直系の後輩は、自動運転に対応するかもしれません。「ALFA-X」では、将来の自動運転を目指した研究開発が行われます。またJR東日本は今後、新潟~新潟新幹線車両センター間で、E7系電車を使い自動運転の試験を実施する予定です。
E5系直系の後輩は、荷物輸送へ本格的に対応するかもしれません。コロナ禍で旅客需要が落ち込み、戻らないともされるなか、東北・北海道新幹線で荷物輸送が進められようとしおり、JR東日本は専用車両の研究を進めているという報道もあります。
E5系の開発にあたり、その前の2005(平成17)年に登場した試験車両、E954形「FASTECH 360 S」も、360km/hでの営業運転が目標にされていました。
E5系直系の後輩――「E9系」もしくは「E10系」は、その2世代におよぶ宿願を果たすことになるのでしょうか。
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
勝手な想像ですが、E8系の次はE10系になるのかなと思ってます。
「9」は試験車や事業用車に使われる数字ですし、ALFA-Xの「X」は「10」の意味もあるのかな?と。
もし収容力の無さを無視してミニ新幹線の車体断面とするなら、あそこまでALFA-Xのような前頭部の造形にしなくても微気圧波を発生させずに360km/hを出すことができたりして?
E9系は作られないでしょうね。試験車両と紛らわしすぎます。
JR東海が700系以降をN700系~N700系A~N700系Sのように700系に拘ってます。JR東日本が真似すると思いませんがE5系の改良型にする可能性もあるかなとも思います。E10系ってあまり響きが良くないし。それならE200系とか。
グランクラスはどうなるだろうか?。
目新しい事実が何も無く
推測と憶測だけの記事…………… www
E9系はありえない
E8系の次はE10系かE0系か再びE1系になるのかな
E10になると形式がEと4桁の数字になるだろう。(新幹線で形式が4桁のものは試作車の1000系だけ)
2代目E1系かな?
小文字のeでe1とか?
ex1系とかありえる
E9は既にあるでしょ。