全通の「名二環」外から丸見えだがまず気づかない“秘密の通路”とは? 新採用の技術

東京ドームの屋根を「足場」に なぜ?

 名古屋西JCTは、いくつものランプ橋が弧を描くように折り重なっていますが、そのなかで、今回新設された名二環本線の高架橋は、最も下を通っています。地上道路とのクリアランス(空頭)が小さいうえ、国道302号と県道が交わる地上交差点の交通量が極めて多いため交通規制が困難、といった理由で今回、幕足場が採用されたそう。

「通常の検査路は狭いもので、手の届かない範囲を点検する場合は、交通規制をしたうえで高所作業車を用いる場合もあります。そうしたことがなく点検や塗り替え工事も行えるよう、幕足場を設置しました」(NEXCO中日本 名古屋支社)

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一般的な橋梁下面の検査路の例(乗りものニュース編集部撮影)。

 名古屋西JCTの名二環本線は、上下線で2本ずつの橋桁が並行して架かっています。橋桁の下から幕はよく見えるものの、「これが検査路とは思わないでしょう」(NEXCO中日本 名古屋支社)ということです。

【了】

秘密の通路「幕足場」の内部

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コメント

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1件のコメント

  1. 耐用年数はどのくらいでしょうね。 

    むかし某懸垂式モノレールの駅部の点検で網を踏み抜いて(泣)というのを不意に思い出したもので…