「松山外環状道路空港線」「新居浜バイパス」2024年春延伸開通へ 渋滞緩和に前進

3つの事業区間が約3年以内に開通します。

3つの事業区間が約3年以内に開通

 国土交通省 松山河川国道事務所は2021年4月27日(火)、管内で進められている3か所のバイパス道路の開通見通しを発表しました。

 発表されたのは国土交通省の「防災・減災、国土強靱化に向けた道路の5か年対策プログラム」に位置付けられ、当事務所で整備中の3事業です。

 国道56号の松山外環状道路空港線は、愛媛県松山市の余戸南IC~東垣生IC(仮称)間の2.4kmが2024年春に開通予定。すでに井門IC~松山JCT~余戸南ICが開通済みで、残る松山空港IC(仮称)までが開通することで、松山自動車道から松山空港、松山港までのアクセスが向上します。

 同じく2024年春に開通予定なのが、愛媛県新居浜市の国道11号新居浜バイパスの西喜光地町~本郷一丁目間の1.1kmです。今回の開通により、市内の東西がバイパスで初めて結ばれます。慢性的な渋滞が発生する市内の国道11号をバイパスし、交通流を分散することで、渋滞緩和が図られます。

 3か所目は愛媛県西条市の国道11号小松バイパスの延長7.5kmのうち、国道196号に接続する0.4kmの区間で、2023年に開通が予定されています。市街地で渋滞が激しく、今治小松自動車道のいよ小松ICとも接続する国道11号の西条市内をバイパスする計画で、事業が進められています。

【了】

Large 210423 matsuyama 01

拡大画像

工事が進む松山外環状道路空港線の余戸南IC付近(画像:国土交通省)。

【愛媛県内で開業予定の3事業区間】

最新記事

コメント

Leave a Reply to 二十歳で工場長 Cancel reply

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. 予讃線も高縄半島を抜ける新線計画あるのかな?
    自分は松山に行くに景色の良い196号の瀬戸内側から入るけど11号は本当に混むよね。
    松山道が土居辺りで部分開通だった頃に早く全通しないかな〜と思ったもんだけどね。
    逆に196の北条バイパスなんて予讃線を複線にしたほうが?なんて思うけどね。