自動運転専用レーンで走って充電 物理標識なし… NEXCO東 次世代の高速道路像示す【Merkmal】

来たる自動運転社会を道路インフラはどう支えるか、NEXCO東日本がその具体像と、実現に向けた「108の打ち手」を示した。自動運転専用レーンの整備をはじめ、高速道路は今後、その姿を大きく変えていく。

向こう20年の高速道路の姿を描く

 高速道路が自動車交通のさらなる発展を牽引する――このような意志のもと、NEXCO東日本が「自動運転社会の実現を加速させる次世代高速道路の目指す姿」を示し、2021年4月28日(水)の社長定例会見で発表した。

 その構想は、高速道路の機能・サービスの高度化と社会的課題の解決を目的とし、2040年頃までに至る将来的な高速道路の在り方を描いている。また各論として、それらの実現に向けた108の「打ち手」を示し、なかでも31の重点プロジェクトを設定。自動運転関連では、たとえば次のようなプロジェクトがある(一部抜粋)。

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高速道路は今後、自動車運転社会を支えるべくその姿を大きく変えていく。写真はイメージ(画像:NEXCO東日本)。

・自動運転車両の合流支援:隊列走行車両などを安全に走行させるため、本線の入口ゲート閉鎖などを行って交通量を調整。

・自動運転対応標識:2025年以降には、QRコード、ICタグなど、車両が読み取って情報を認識する標識の設置を検討し、将来的には物理的な設置物をなくして、提供情報により車両がバーチャルで標識情報を把握するシステムを構築。

・自動運転専用レーン:自動運転車や隊列走行の物流車などに専用レーンを整備。先行して実証実験区間を整備する。

・走行中給電:走行しながらワイヤレス給電が可能なレーンを整備。自動運転専用レーンに整備することで、位置ずれを発生させないほか、車両のバッテリーの減り具合を判断し、限られた電量系統のなかから給電対象車両を判断。

・コンテンツ配信:自動運転で運転から解放されたドライバーに、車内で楽しめるコンテンツを配信。

・バレーパーキング:SA・PAの所定の場所で降車すると、車両が自動で駐車マスに入る。休憩施設内から車両の呼び出しを可能にし、スムーズな運行再開を実現。

【絵にしてみた!】次世代の高速道路の姿/実現スケジュール

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