未来キタ! 羽田空港T1・T2で無料「パーソナルモビリティ自動運行サービス」全面展開

使用後も「自動返却」です!

無料で利用可能!

 自動運転の一人乗り電動モビリティにて空港内を移動するという、近未来の姿が現実になります。
 
 JAL(日本航空)、ANA(全日空)ほか国内航空4社と日本空港ビルデングは2021年6月10日(木)、羽田空港国内線第1・第2ターミナル出発ゲートラウンジの全域で、自動運転技術を搭載したパーソナルモビリティ運行サービスを全面展開すると発表しました。

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羽田空港で使われる自動運転パーソナルモビリティ。電動車いすの「WHILL」(画像:日本空港ビルデング)。

 用いられるのは、電動車いすの「WHILL」。待機場所から搭乗便の搭乗口まで、自動運転モードで旅客を乗せ、利用終了後は無人運転により待機場所まで自動返却されるといいます。羽田空港から国内線を運航するエアライン各社の協力で運用され、無料で利用できます。

 本サービスについて関係各社は、旅客が自身で気軽に自動運転パーソナルモビリティを利用できる点が特徴といい、空港係員との接触が回避されることにより新型コロナウイルス感染症への感染リスク低減にも寄与するとしています。

 2020年7月の初期導入時点で、空港における自動運転パーソナルモビリティの実用化は羽田空港が世界初だったそう。このときに安定した運用が確立されたことから、今回の全面展開に至ったそうです。

 なお、6月13日(日)までは第1ターミナルの南エリアのみで運用し、14日(月)から同ターミナルの全域および第2ターミナルの北エリアへ範囲を拡大。7月中旬以降は、第1・第2ターミナルの全域で利用できるようになります。

【了】

【動く歩道もはや不要?】パーソナルモビリティ利用イメージ

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コメント

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1件のコメント

  1. 専用レーンだけを走って完全に歩行者の動線と重ならないようにして1m/s以上出せるようにしたりして?