EV用バッテリー世界最大手CATLと「猫EV」の長城汽車、10年間の戦略的提携の狙いは【Merkmal】

中国のEV用バッテリー世界最大手CATLと自動車メーカー長城汽車が、今後10年間の戦略的提携に合意。EV開発が盛んな中国での、両社を取り巻く状況とは。

世界の自動車メーカーが「CATL詣で」

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長城汽車ORAの電気自動車「R1(黒猫)」(画像:長城汽車)。

 中国のEV(電気自動車)用バッテリーメーカー大手であるCATL(寧徳時代新能源科技)と、中国の自動車メーカー長城汽車(GWM:Great Wall Motors)は2021年6月、今後10年間の戦略的提携に合意したと発表した。

 この合意によって、CATLと長城汽車は、車載リチウムイオンバッテリーの需要と供給の連携を強化し、競争上の優位性を確保しながら新エネルギー車技術の開発を促進し、カーボンニュートラルの実現に向けて加速するという。

 両社は2016年から、長城汽車のEVモデルの開発で協力関係にある。長城汽車傘下のHAVAL・WEY・ORAなど各ブランドにおいて、EV技術の研究開発とバッテリーの供給を行っており、今回の長期的な戦略的提携は、こういった過去数年間の緊密な協力関係に基づくものとされた。

 CATLは、車載用リチウムイオンバッテリーの開発と製造で世界トップであり、特に世界最大のEV市場である中国では圧倒的なシェアを確保している。中国で自動車ビジネスを展開する自動車メーカーが、こぞってCATLとの提携を結んだのはこのためだ。

 世界の車載リチウムイオンバッテリー市場は、大手3社で寡占状態となっており、統計データにもよるがCATLはトップシェアであり、それとほぼ並んで、GMと大規模な提携を結んだ韓国のLG化学、続いてテスラのバッテリーを手掛けているパナソニックが続く。

 中国勢では、CATLに次ぐ規模はBYDだが、BYDは自身が自動車メーカーでもあり、EV・PHEVは中国を中心に高い人気を得ているため、同社のバッテリーは自社の車両向けがほとんどで、外部へのバッテリー提供は今のところ目立つ量にはなっていない。世界中の自動車メーカーが“CATL詣で”を続けるのはそのためだ。

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コメント

1件のコメント

  1. Honda e の方が出たのが後じゃねーか? それが何を示すかわかるな?

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