3桁電話番号 路線が足りない路線図 令和の成田空港に残る「昭和」 もはや観光資源?
現在の京成東成田駅には、30年前に使われなくなった「スカイライナー」専用ホームが、「昭和」の雰囲気を残したまま令和のいまも存在。通常は非公開であるそのエリアを取材すると、看板などにも往時のものが多数ありました。
いざ旧「スカイライナー」専用ホームへ 懐かしいジュースの看板
「倉庫」になっている改札階から旧「スカイライナー」専用ホームへ降りる階段には、懐かしい紙パック飲料「明治ブリック」の看板が掲示されていました。
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現在のそれは縦長のパッケージですが、看板はそうでないもの。デザインとあわせ、こちらも昭和~平成初期のにおいをプンプンさせています。
ホームへ降りると、照明はごく一部しか点いていないながら、「なりたくうこう」という白地に黒字の駅名標などが、30年前のまま残されていました。
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京成電鉄によると、これら往時のものは特に撤去する理由もないためそのままになっているそうですが、それによって、私のような昭和生まれのおじさんには旧「スカイライナー」専用ホーム、まさにタイムカプセルになっています。
なお今回、旧成田空港駅へは京成電鉄が行ったミステリーツアーの取材で訪れました。このツアーでは、普段使っていない東成田駅の旧「スカイライナー」専用ホームに電車を入れ、そこから出発するというレアイベントなどが行われています。
駅名標
2ページと4ページ
> 白字に黒字
→「白地」
ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。