「高速そば」閉店は序章か? 新開地駅&メトロこうべ 昭和レトロ消えていく地下街

神戸高速鉄道・新開地駅の改札内にある「高速そば」が、2021年6月いっぱいで営業を終了しました。40数年も歴史を重ねた駅そばの閉店は驚きをもって迎えられていますが、実は新開地駅の改札内や地下街「メトロこうべ」も変わってきています。

剥き出しコンクリートの懐かしさ、今のうちか

 なお神戸高速鉄道の担当者によると、今回の美装工事は店舗の退店を伴うものではなく、「高速そば」のエリアとは区域も違います。地下街の象徴とも言える数々の店舗は工事後もそのまま営業を続けるとのことです。

 この地で営業を続けているのは、ピロシキやあんフライ、おでんなどが美味しい「よつばや」(旧「おやつセンター」)や、値上げを余儀なくされた今でも十分に格安な「メトロ理容」、古書店街や卓球場など、どこか懐かしい雰囲気が漂う店が多く、なかには「この独特の感じが良いのに」とこぼす常連客も。

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閉店した高速そば(宮武和多哉撮影)。

 メトロこうべはこの10年でも、安く遊べることで有名だったゲームセンターの閉店や、地下街の新ロゴの導入など、少しずつ変化してきました。

 地域の高齢化も進むなか、高速神戸駅の地下改札前でもうひとつの地下街「デュオ神戸」とつながり、新開地からJR神戸駅、ハーバーランド方面まで雨や暑さを気にせず歩ける地下エリアの改修は、至る所に浮き出た老朽化の跡を見る限りやむを得ないようにも思えます。コンクリートが剥き出しなのに何故か温かみがある雰囲気を味わうのも、今のうちかもしれません。

【了】

【ザ・昭和】地下街「メトロこうべ」現在の様子

Writer:

香川県出身。鉄道・バス・駅弁など観察対象は多岐にわたり、レンタサイクルなどの二次交通や徒歩で街をまわって交通事情を探る。路線バスで日本縦断経験あり、通算1600系統に乗車、駅弁は2000食強を実食。ご当地料理を家庭に取り入れる「再現料理人」としてテレビ番組で国民的アイドルに料理を提供したことも。著書「全国“オンリーワン”路線バスの旅」など。

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コメント

1件のコメント

  1. そば屋が駅から全くなくなることはすぐにはないでしょう。改札外も含めれば。

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