海自に自爆ドローンが不要なワケ また必要以上に備える必要もない納得の理由とは?
日本に自爆ドローンは不要か 必要なのはむしろ…
地上の固定目標とは異なり、艦艇は洋上を自由に動き回ることができますので、数十分も経てば当初、発見された位置から相当の距離を移動しており、再発見は非常に困難となります。さらに、運よく艦艇の近くまで接近できたとしても、その速度があだとなり、艦艇側の防空兵器によって容易に迎撃されてしまうでしょう。
つまり、この種のドローンは沿岸部の敵を攻撃することはできても、東シナ海で生起することが予想されるような、広大な海域を航行する艦艇を攻撃するにはまったく不向きな兵器なのです。
自衛隊も上記のような自爆ドローンを導入するべきとの意見も見られますが、こうした理由からそれはまったく現実的ではありません。
対艦攻撃という観点からは、むしろ日本にとって必要なのは敵を発見するセンサー役を務める無人機でしょう。現在、アメリカのジェネラルアトミクス社が開発した「シーガーディアン」など、機体にレーダーや光学センサーなどを搭載し、さらに高高度を長時間滞空することによって非常に広大な海域を常時、監視可能な無人機が登場してきています。現在の中国による海洋進出の状況などを踏まえれば、対艦攻撃能力強化の一環として、自衛隊にもこの種の「監視の目」を務める無人機の活用が求められることになるでしょう。
【了】
Writer: 稲葉義泰(軍事ライター)
軍事ライター。現代兵器動向のほか、軍事・安全保障に関連する国内法・国際法研究も行う。修士号(国際法)を取得し、現在は博士課程に在籍中。小学生の頃は「鉄道好き」、特に「ブルートレイン好き」であったが、その後兵器の魅力にひかれて現在にいたる。著書に『ここまでできる自衛隊 国際法・憲法・自衛隊法ではこうなっている』(秀和システム)など。
固定翼の自爆ドローンに(日本以外の?国の)イージス艦の装甲の薄いところが狙われるかも?
電波妨害に使えませんかね?日本に必要かはわかりませんが…
外洋を航行中の護衛艦などには無力ですが、無防備な貨物船やタンカーなどには有効かと思います。
もちろん撃沈は無理ですが、嫌がらせ攻撃でも民間の航路はストップしてしまいますし毎度、護衛艦をつけていては海自の負担は相当かと。
また、強力なイージス艦であっても入港時や停泊中などは航行用のレーダーしか作動していませんので、国内のテロリストが使用するには便利でしょうね。
海自には必要ないですが、どうやって防ぐかの研究は必要でしょう。
攻撃を受ける側も各種センサーによって攻撃と防御をしており繊細な電子機器です。箱が固くても電子機器が故障すれば攻撃も防御もできません。
ドローンの怖い所は安価である事から大量かつ容易に配備できるところです。スワーム技術によって飽和攻撃、奇襲を仕掛けてくるドローンに対しての防御技術は確立されていないのに不要とは意味がわかりません。
自爆ドローンは遅すぎて迎撃ミサイルどころか艦載砲で安全に対処できる程度の脅威なんだな
そもそも航行中の軍艦に近づけるレベルの射程と爆薬の搭載量をしてるドローンの値段なんて億単位
そんなものを大量に揃えてスウォーム運用する財力があるならより少数の高速で対処の難しいミサイルのほうが遥かに命中が見込める
あと奇襲ってよくわからないけど見晴らしのいい洋上でそういった80年前や100年前の飛行機以下の低速機が不意打ちすることは不可能
ちなみにShahed-136ドローンは約$20,000、Harpoon対艦ミサイルは$1,406,812だそうです。
対艦ミサイル一発で70機飛ばせることになります。コスパの良さがわかりますよね。ソフトの開発次第でいくらでも墜としづらい軌道をとるようにできるでしょう。脅威になることがわかりませんか。。。
世界中で安価に手に入る可視光カメラに画像認識で照準されたら既存のESM、ECM、フレアでは対処できないのが割りと面倒と思われます(>д
これ書いた人、馬〇じゃないの?
攻撃型ドローンTB2は、非常に優秀です。
画面を見ながら遠隔で地上や空母甲板上の航空機を一度に沢山爆弾を落とし、基地を壊滅させています。レベルの低いドローンしか知らない人は、TB2がどれだけ多くの爆弾を積んで、攻撃できるか、又AC130 の素晴らしい攻撃力を知るべきです。