中央道の恵那山付近で対面通行85日間 最大20km渋滞予測 リニューアル工事

長~い恵那山トンネルが渋滞しそうです。

長野・岐阜県境の「園原~中津川」で規制

 NEXCO中日本名古屋支社は2021年8月25日(水)、中央道の園原IC~中津川IC間にて、昼夜連続の対面通行規制をともなうリニューアル工事を行うと発表しました。

 下り線の柳樽川橋、上り線の中津川橋にて、老朽化したコンクリート床版(舗装が載る道路の床板部分)を取り替える工事です。9月27日(月)6時から12月20日(月)24時までの85日間、園原IC~中津川IC間の2か所にて車線が減少し、対面通行になります。

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園原IC~中津川IC間にある恵那山トンネル。対面通行規制はトンネルの西側で行われるが、長い渋滞が予想されている(中島洋平撮影)。

 期間中、10月中旬~11月下旬の土休日を中心に最大で20km、通過に70分以上の渋滞を予測しているとのこと。上り線は午前中、下り線は夕方から夜にかけて渋滞すると考えられるそうです。NEXCO中日本名古屋支社は、「一般道への迂回やお出かけ時間の変更、公共交通機関のご利用のご検討をお願いいたします」としています。

 この区間は長野・岐阜県境の山岳部にあたり、中央道最長の恵那山トンネル(上り線8649m、下り線8489m)があるほか、カーブやアップダウンも連続します。迂回路としては、恵那山を回り込む国道19号や256号などが挙げられていますが、国道19号では現在、8月の豪雨により複数箇所で災害復旧工事が行われているとのこと。一般道への迂回にあたっては、事前に交通情報を確認してほしいと呼び掛けられています。

【了】

【迂回できる…?】園原~中津川、リニューアル工事の概要

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