アメリカ空母「カール・ヴィンソン」横須賀へ入港 最新ステルス戦闘機F-35Cも
岩国基地に艦載機を降ろさず、載せたまま横須賀に入港。
F-35C戦闘機&CMV-22B輸送機にとって初の実任務
アメリカ海軍第7艦隊は2021年8月28日(土)、神奈川県横須賀市にある在日米海軍横須賀基地に原子力空母「カール・ヴィンソン」が到着したと発表しました。
空母「カール・ヴィンソン」はアメリカ本土西海岸にあるサンディエゴ海軍基地が本拠で、8月2日に同地を出発、複数のイージス駆逐艦と空母打撃群(CSG1)を編成し、太平洋を横断してきたといいます。「カール・ヴィンソン」には70機以上の航空機と約5000人(横須賀市発表では4871名)の乗員がおり、幅広いミッションに対応可能だそう。また今回は、最新鋭のステルス艦上戦闘機F-35C「ライトニングII」や、ティルトローター艦上輸送機CMV-22B「オスプレイ」なども搭載して来日しています。この2機種が実任務で空母に搭載されたのは初めてのこととしています。
なお、今回の横須賀入港は補給と整備が目的で、新型コロナウイルスへの感染防止の観点から、乗員の自由行動は在日米海軍基地内に制限するとのことです。
【了】
F-35シリーズにタリバンに鹵獲されたものはありましたか?