日本唯一「どこの航空会社も整備します」会社 なぜ那覇に? コロナ禍でも黒字実現の理由

沖縄の空の玄関口である那覇空港には、さまざまな航空会社から整備などを引き受ける「MRO Japan」の格納庫があります。コロナ禍でも黒字化の同社、なぜ沖縄にあり、なぜ堅調なのでしょうか。

なぜ沖縄>”本陣”に

 那覇空港に拠点を構えた理由については「沖縄県は飛行機が移動のメインで、歴史からアジアの拠点のひとつになっています。航空の交通量が多く、この効率の良さを強みとして地域に根ざして育てていきたいと思っています」(MRO Japan臼田洋樹取締役)としています。

 なお、格納庫施設については、沖縄県側が用意したものを使用。県側も同社の発展の後押しをしていることもあり、MRO Japanの躍進を支えています。

 一方MRO Japanも、沖縄に根付いた企業へ成長しつつあり、従業員300人のうち、同県出身者は約3分の1にものぼるとのことです。

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MRO Japan中司 直己社長(乗りものニュース編集部撮影)。

 コロナ禍でも航空機整備で業績を伸ばしつつある企業、MRO Japan。日本では唯一のさまざまな航空会社からの整備委託について、「いろいろな会社の仕様に対応できるよう、それに対する整備方法やマニュアルの体系、作業手順書などを作る専門チームを作り、現場の整備士についても、会社ごとに柔軟な対応ができるよう訓練をしております」(MRO Japan臼田洋樹取締役)としています。

【了】

日本唯一「MRO Japan」格納庫の内部に潜入してみた

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コメント

1件のコメント

  1. 元々大阪は伊丹空港にありましたよね、この会社……。どうして大阪から沖縄に移転したんですかね。