香港のタクシー最新事情 日本と似ている点や似てない点も 利用時に注意すべきことは?

タクシーは地元の人にも観光客にとっても重要な足ですが、香港に来ると日本車メーカー…、とくにトヨタのタクシーが多く「ここは日本か?」と勘違いしそうなほど。とは言え、日本との違いもあります。そんな香港タクシーの世界を紹介します。

トヨタ車が圧倒的なシェアを持つ

 車を見てみましょう。元々、トヨタの「クラウンコンフォート」が9割以上という圧倒的なシェアを占めてきました。そこに日産などのタクシーがちょっと走っている状況でした。

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新界エリアを走る車体が緑色のタクシー「新界的士(New Territories taxis)」。香港のタクシーといえば、トヨタ「クラウンコンフォート」のイメージが強い(2021年9月、藤本真由美撮影)。

 ところが、2015(平成27)年に日産が「NV200バネット」を香港向けに改良した「NV200」というミニバンタイプを投入します(LPGとがガソリンを併用するエンジンを導入)。2016年にはフォードの「Transit Connect(トランジット コネクト)」というバンを「珍寶的士(JUMBO TAXI HK)」という名前で走らせ始め、トヨタオンリーのタクシー市場に風穴を開けようとしてきます。これは、結果的に日本より一足先にバン型のタクシーの時代が始まったと言えます。

 トヨタは東京五輪を見据えて「クラウンコンフォート」の後継車として2017年に「JPN TAXI」の販売を開始しましたが、香港では2019年から「コンフォート ハイブリッドタクシー」として見かけるようになりました。そんなところに日産「NV200タクシー」の生産が終了となるニュースが飛び込んできました。香港のタクシーは今後もトヨタ1強が続くのではないでしょうか。

【写真】日本とちょっと違う 香港のタクシーの領収書

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