香港のタクシー最新事情 日本と似ている点や似てない点も 利用時に注意すべきことは?

タクシーは地元の人にも観光客にとっても重要な足ですが、香港に来ると日本車メーカー…、とくにトヨタのタクシーが多く「ここは日本か?」と勘違いしそうなほど。とは言え、日本との違いもあります。そんな香港タクシーの世界を紹介します。

別料金など注意する点も

 ただし、赤色のタクシーは別料金が発生することがあります。それは、香港島と九龍地区を結ぶ「海底隧道(Cross-Harbour Tunnel)」、「東區海底隧道(Eastern Harbour Crossing)」、「西區海底隧道(Western Harbour Crossing)」という3本の海底トンネルを走る場合です。この場合、トンネル通行料+復路分の料金(これは法律で定められています)がかかります。「海底隧道」ならトンネル通行料10香港ドル+復路分10香港ドル、「東區海底隧道」は25香港ドル+15香港ドル、「西區海底隧道」は70香港ドル+15香港ドルとなっています。ただし、香港には復路分の料金を払う必要のない専用のタクシー乗り場があちらこちらに点在していて、そこから復路料金不要のタクシーを利用する人が多いです。

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タクシー乗り場を示す看板。下には「海を渡る場合、トンネル通行料は片道のみ」と記載されている(2021年9月、藤本真由美撮影)。

 車体の色を問わず、すべてのタクシーに共通する料金もあります。例えば、座席に入らないほど大きなスーツケースは6香港ドル(約86円)、犬などの動物は5香港ドル(約72円)が別途かかります。これは日本と違う点ですので注意が必要です。また、香港では基本的に流しのタクシーに乗ることが多いですが、電話予約した場合は5香港ドルかかります。こちらは日本の迎車料金のようなものです。

 乗車定員は最大で5人ですが、フロントグリルのあたりに緑色で乗車することのできる人数が掲げられています。なお、3歳以下は人数をカウントしません。ドアは自分で開け閉めします。

 日本と同様に後部座席でもシートベルトの着用義務がありますが、違反すると最高で5000香港ドル(約7万2000円)の罰金または3ヶ月の禁固刑となります。これはドライバーではなく乗客自身に科せられるものですので、こちらも香港でタクシーを利用する際の要注意点です。

【写真】日本とちょっと違う 香港のタクシーの領収書

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