なぜまだ戦闘機の機銃は残る? 超音速飛行&ミサイルの時代にアナログ装備も必要なのか
多くの戦闘機には、長いあいだ「機関銃(砲)」が備わっています。ただよく考えると、航空機のスピードも上がり、ミサイルも実用化されています。なぜいまだにこの機構が残っているのでしょうか。
対空ミサイルも実用化されたのに
多くの戦闘機には、長いあいだ「機関銃(砲)」が備わっています。この機構は、先の大戦のプロペラ戦闘機から装備が始まったものですが、いまでも健在です。しかし戦闘機のスペックは段違いに上がっており、いまや、飛行速度が音速をゆうに超えることも珍しくないジェット戦闘機の時代となっています。
なぜ兵器も進化し、戦闘機の飛行スピードも飛びながら射撃するのが困難なほど高速化しているのに、「機関銃(砲)」装備は残っているのでしょうか。
事実、ジェット機の時代になり、機体の速度も速くなり、対空ミサイルも実用化された時代には、一度「機関銃(砲)を搭載する必要が無いのではないか」という議論がありました。事実、F-4なども初期の海軍型では機関砲を搭載していないモデルもあります。
ただその後、ジェット戦闘機においても、機関砲を再び搭載するように。たとえば、空軍型のF-4C/Dでは機関砲を搭載していませんでしたが、運用上胴体下面に機銃ポッドを装備。F-4Eでは機首下面に20mm機関砲を搭載しています。そして現代でも「機関銃(砲)を備えたジェット戦闘機」が主流となっており、たとえば最新型のF-35では、機内装備、もしくは機関砲ポッドを使用できます。
これには、航空機に搭載する機銃(砲)の歴史が関係しています。そこから、ジェット戦闘機でも搭載が続けられている理由も見えてきます。
時代をさかのぼり、第一次世界大戦当初の軍用機は、偵察機として役割がメインでした。戦争相手国の軍用機と上空で遭遇した際には、パイロットは、手を振って別れていたと言われています。大戦が進むにつれ、敵国機と遭遇した際に投石するようになり、その後拳銃を使用するようになりました。
ただ、この当時も飛行機の速度が高いことから拳銃の実用性は低く、敵機を撃墜することはありませんでした。その後、偵察機の操縦席の後ろに偵察席が設置され、パイロット以外の乗員が搭乗するように。その席に機関銃を装備して後方を射撃できるようになります。
ミサイル万能論なんてのがあって、機銃を搭載しない戦闘機は実際に存在した。ところが、実際に戦ってみるとミサイルは思ったほど当たらないし、使い切ったら尻尾巻いて逃げる以外の選択肢が無くなるから、結局機銃を搭載することになった。
ミサイル、レーダー技術が発展した今、視界外戦闘が主体になると思われるが、戦闘機同士の格闘戦が発生しないという保証はない。
<戦闘機には空対空ミサイルはせいぜい10基も搭載できず
4基しか積めないF-35(;o;)
空戦や地上への射撃もですが、反撃能力の無い航空機への射撃が機関砲に適してます(^∇^)
ドローンは輸送機や給油機とちがって味方(迎撃戦闘機からみれば敵)制空圏外を護衛無しで飛ぶ事が多く価格もミサイルより安価なため機関砲向けのターゲットと言えます(^-^)v
当初F-4には機銃搭載していなかったが、
ベトナム戦争が始まってみるとミサイルだけでは使い勝手が悪いと
パイロットからも不満が出て後付で付くようになったとか言う逸話もあるね、
要は
歩兵でも自動小銃だけでなく
いざ近接戦闘になった際に備えナイフを忍ばせておくもの
実際使わなくても心理的な安心感があるというものでしょう。
文章もなっていないが誤りが多すぎ。
「先の大戦のプロペラ戦闘機から装備が始まった」
WW1かWW2どっち?
「当初軍用機に搭載された機関銃は、相手の飛行機を落とすために使用されましたが、第一次世界大戦の展開に合わせて軍用機の用途も拡大し、爆撃機などが生まれます。」
文意不明。塹壕と砲戦、観測といった背景を理解していないのか。
「零戦(零式艦上戦闘機)の場合、航空母艦に搭載されて、爆撃機や攻撃機とともに目標へ向い、その間敵機から味方の軍用機を守るため」
防衛するのは艦船。
「次の弾丸が放たれるまでのタイムラグが大きいこと」
意味不明。
編集部はチェックしないのか?
対艦ミサイルだけ抱えてるケース(あんまりないだろうが)は、機銃がないと丸腰状態。まあ護衛機はつけるんだろうが。