デコトラは実用から生まれた? パラリンピックでも脚光の“日本文化” 数は減る一方で

東京パラリンピックの開会式に登場し、海外からも注目を集めた「デコトラ」。デコレーションのコストもあり、最近では見かける機会も少なくなってきたように思いますが、そもそもなぜ誕生したのでしょうか。

デコトラ1台いくら?

 2021年、「デコトラ」が脚光を浴びているようです。東京パラリンピックの開会式でギタリストの布袋寅泰さんらが出演したパフォーマンスの演出の一つとしてデコトラが登場し、海外の記者からも大きな注目を集めました。

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東京で開催された「Gucci Garden Archetypes」展のデコトラ(画像:GUCCI)。

 デコトラ、実は以前から海外でジャパニーズカルチャーのひとつとして捉えられています。たとえばファッションブランドのグッチが2016~17年秋冬コレクションのイメージとして東京を舞台にしたビジュアルを展開し、そのなかで街なかのネオンなどとともにデコトラをフィーチャーしました。2021年9~10月に東京・天王洲で開催されたグッチの展示会でも、デコトラが展示されていました。

 そんなデコトラですが、街中では見かける機会は少なくなっています。大きな理由としては「コスト面」。デコトラに乗っているドライバーのほとんどは流しのドライバーとも言われる、いわゆる個人事業主。そのため、元となるトラックは自分で用意しなければなりません。

 さらに、デコトラの肝とも言えるデコレーション。中型トラックに派手な絵、煌びやかな電飾の飾り、さらに外装・内装などを施していくと、なんと3000万円近くかかると言われています。そこまで費用をかけて飾り立てるデコトラ、そもそもなぜ誕生したのでしょうか。

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