環七 環八…“環14”まである!? 多摩を貫く南北道路のいま
多摩南北道路とは?
多摩地区では「多摩南北道路」5路線の整備が進んでいます。
多摩南北道路1号線「調布保谷線」
調布市と西東京市の埼玉県境を結ぶ路線で、2015(平成27)年に全線開通しました。幅員はおおむね25~36m、一部を除き片側2車線の車道と自転車道、歩道が整備された大きな道路です。「新武蔵境通り」や「伏見通り」など、区間により異なる愛称がついています。
環八通りのバイパスとしての役割も担っているほか、調布市側では多摩川原橋を経て、南多摩地域を貫く「南多摩尾根幹線道路」に接続しています。
多摩南北道路2号線「府中清瀬線」
多摩川に架かる府中市の是政橋の北から清瀬市を結ぶ路線で、「新小金井街道」の愛称があります。2013(平成25)年に全線開通。片側1車線ですが、鉄道は立体交差、丘陵にはトンネルが設けられ、既存の小金井街道より走りやすい路線です。
多摩南北道路3号線(府中所沢線・鎌倉街道線)
多摩川に架かる関戸橋を挟んで、北の府中所沢線と南の鎌倉街道を合わせた区間を指します。府中所沢線の府中市内は「新府中街道」と呼ばれますが、国分寺市以北ではいまだ多くの未開通区間があります。なお、最大幅員は36mという大きな道路になる見込みです。
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