概念を覆した超ハイスペック旅客機 「ボーイング787」-2009.12.15初飛行 初号機は中部に
初飛行後の787の概要
ボーイング787は、冒頭のとおり2009(平成21)年12月にファーストフライトを実施。2011(平成23)年9月に、ローンチカスタマーであるANAへ初納入されたのち、11月1日に羽田発岡山行きNH651便で、ついに定期便へ就航しました。
その後787はANAだけではなく、JAL(日本航空)でも導入され、いまでは100機超の機体が日本国内に在籍し、国内、国際両線へ就航しています。
ちなみに、初飛行を担当した初号機(ZA001号機)は、2015(平成27)年に中部空港へ寄贈され、2018(平成30)年にオープンした同空港の複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」のメイン展示物となっています。これは、同機のおよそ35%が日本の中部地域で製造されたパーツであることにちなみます。
【了】
※一部修正しました(12月16日11時43分)。
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