2021年に姿を消したJAL・ANA旅客機たち ジャンボの跡継ぎ大型機から超コンパクト名機まで

2021年、JAL、ANAでは、多くの旅客機が退役。どのような機体がどういった理由で、その役割を終えたのでしょうか。大型から小型、また理由も計画的だったものから突発的だったものまで、さまざまでした。

JAL&ANAの「最小」機たちもそれぞれ去る

●ANA:ボーイング737-700

 2021年6月をもってANA(全日空)から退役したのは、737-700。退役時、ANAグループのなかでもっとも小型のジェット旅客機で、席数は120席でした。

 同社ではこの機を2005(平成17)年の福岡~中部線でデビューさせました。その後「北は稚内や利尻、南は宮古や石垣まで、ほぼ国内全ての空港を飛び回ってきた」とされているほか、中部発着を中心とする国際線へも投入されています。

 なお、現在の同社主力機のひとつ「737-800」は、737-700から胴体を6m伸ばした姉妹機です。ちなみに、ボディのサイズこそ小さいものの、ANAへの導入は737-700のほうが先で、いわばこちらが“先輩”にあたります。

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ANAのボーイング737-700(乗りものニュース編集部撮影)。

●HAC:サーブ(SAAB)340B-WT

 JALグループで北海道内を結ぶ地域航空会社、HAC(北海道エアシステム)のターボプロップ旅客機です。自動車や軍用機でおなじみスウェーデン・サーブ社製の機体で、設立からHACの主力機でした。席数は36席で、JALグループでもっとも小さい旅客機。同グループでは、鹿児島拠点のJAC(日本エアコミューター)もサーブ340Bを使用していましたが、2019年に退役させています。

 退役は欧州ATR社製のターボプロップ機「ATR42-600S」への更新にともなったもの。ラストフライトは12月26日に実施が予定されています。その後同機は、コアのファン向けチャーターツアーとして、拠点である札幌丘珠から旅客を乗せ、いくつか空港を経由しながら8時間かけ、鹿児島に向かう予定です。

【了】

【もう見られない】JAL国内777&ANA 737-700の機内

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