鉄道の迷惑行為ランキング 3位「扉で仁王立ち」2位「座席の座り方」1位は?

宣言解除で傾向にやや変化?

「酔っ払った状態での乗車」が昨年比でやや増加

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車内で迷惑と感じる行為は…?(画像:写真AC)。

 日本民営鉄道協会は2021年12月16日(木)、「駅と電車内の迷惑行為ランキング」2021年度版を発表しました。

 調査は10月から11月までの2か月間、同協会のウェブサイトで閲覧者を対象に「駅と電車内のマナーに関するアンケート」を実施。2006人から回答を得ました。

 迷惑と感じる行為(最大3つ回答)の1位は、昨年の2位から上昇した「騒々しい会話・はしゃぎまわり 」(39.1%)でした。入れ替わりで2位に下がったのが「座席の座り方(詰めない・足を伸ばす・眠って寄りかかる等)」(37.4%)。3位は昨年と同じ「乗降時のマナー(扉付近で妨げる等)」(29.8%)です。以下、10位までは次のとおり。

・4位(4位):周囲に配慮せず咳やくしゃみをする 27.2%
・5位(5位):スマートフォン等の使い方(歩きスマホ・混雑時の操作等) 21.0%
・6位(6位):荷物の持ち方・置き方 19.0%
・7位(7位):ゴミ・空き缶等の放置 18.3%
・8位(9位):酔っ払った状態での乗車 16.9%
・9位(8位):ヘッドホンからの音もれ 16.3%
・10位(14位):混雑した車内での飲食 11.6%

 このうち「座席の座り方」「乗降時のマナー」「スマートフォン等の使い方」は、さらに具体的な迷惑行為について質問しています。それぞれ最多だったのは「座席を詰めて座らない(間を広く取る、荷物を置く、足を広げる等)」「扉付近から動かない(乗降を妨げる、奥に詰めない等)」「歩きながらの使用」で、いずれも半数以上の人が選択していました。

 昨年新設された「新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、電車利用時に気になること」の質問については、「マスクの未着用者」が74.4%で、昨年の67.5%より増加。その他「周囲の人の会話」「隣の人との距離」などが続き、「駅や車内の除菌・抗菌処理」が昨年よりも多く見られました。

【了】

【ランキング】「迷惑と感じる行為」9位以降を見る

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