ANAグループ コロナで旅客半減も「わずかに営業黒字」のナゼ 8四半期ぶり達成の要因

好調続く貨物事業、貨物機の数は増やすのでしょうか…。

早期退役、運航規模の柔軟調整などで

 航空会社のANA(全日空)、ピーチなどを傘下にもつANAホールディングスは2022年2月1日(火)、今年度第3四半期(2021年10月~12月)の決算を発表しました。同時期の営業利益は約1億円の黒字に。新型コロナウイルス感染拡大で航空需要が落ち込むなかではあるものの、8四半期ぶりに営業利益が黒字へ転換したとのことです。

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ANAの旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。

 同社によると、10月以降は国内線の旅客がコロナ禍以前の5割程度の水準まで回復したほか、貨物事業も5四半期連続で最高売り上げを更新。その結果想定より約330億円上回る売上を記録したとのことです。

 また、事業構造改革を推進しコストカットも継続実施。ANAグループは「コストマネジメントを着実に進めた結果、前年より運航規模を拡大させたものの、費用は前年を下回った」としています。

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1件のコメント

  1. 可逆な形で旅客機を貨物機にコンバートするというのは?