「みどりの窓口の真横に西鉄バス窓口」定期券売り場移設 JR戸畑駅 連携で利便性向上

かつての「ライバル会社」の窓口が真横に!

連携協定の一環で実現

Large 220114 tobata 01
西鉄の路線バス(2018年10月、草町義和撮影)。

 JR九州と西鉄バス北九州は2022年2月3日(木)、鹿児島本線の戸畑駅(北九州市戸畑区)にて、みどりの窓口に隣接する形で、西鉄バスの定期券発売窓口を設置すると発表しました。開業は2月24日(木)です。

 これまで戸畑駅前の西鉄バス窓口は、駅東側の市民会館「ウェルとばた」2階にあり、バス乗り場からも離れていて不便でした。今回、駅構内のみどりの窓口横の空きスペースを活用し、窓口を移転します。営業時間は現在と同じ、平日11時から19時(13時台は閉鎖)です。

 JRと西鉄は、利便性向上のため2019年9月に「輸送サービスにおける連携に関する覚書」を締結。下曽根駅で列車とバスの乗り継ぎ向上や天神・博多エリアや北九州エリアでの周遊チケット発売などを共同で行っていました。

 あわせて、駅前広場も改良工事を実施し、バス駐車スペースを拡張予定。一部乗り場へは一旦バスロータリーを出て大回りする必要がありましたが、改良で駐車スペースから直接バス停へ乗り入れる形になります。

【了】

【「JR窓口の真横」に誕生するバス定期券うりば】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。