国内2例目 新登場の「完全個室付き高速バス」が超豪華だった! 昼行で眺めは“全方位”

夜行バスの高額設備として知られるのが「個室」です。特に床から天井までパーテーションで仕切られた「完全個室」の夜行バスが最高級というなか、全但バスが昼行の高速バス「ラグリア」に扉付きの個室を設置しました。

昼行バスでは唯一 いざ扉付き個室へ

「ラグリア」も、一般的な高速バスと同じく、2+2列で座席が並んでいますが、後部右側に個室が2室だけ、前後方向に設置されています。

 筆者は後部の「L2」個室を予約しました。入口がカーテンではなく扉で仕切られた個室バスは、「ラグリア」以外では夜行バス「ドリームスリーパー東京大阪号」だけですから、昼行バスの客席としては日本一の豪華さではないでしょうか。

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扉付き個室「グリーンルーム」(2022年1月、安藤昌季撮影)。

 この個室は、2+2列座席2列分、つまり4名分のスペースを1人で占有できます。にも関わらず、通常運賃+1000円で利用できるのですから、「コスパ良好」です。なお通常席にも許可を得て座りましたが、フットレストと個別コンセントを備え、リクライニングもよく倒れます。全体的にグレードが高いバスだと感じました。

 個室内には革張りのリクライニングシート、テーブル、ドリンクホルダー、コンセント、そしてモニターが設置されています。モニターの上にもカメラがありますが、このカメラがないと法令上、扉付きの個室は設置できないのです。ただ、乗客が座席に座ると運転席のモニターは消えるので、走行中の乗客のプライバシーは確保されます。

 座席の上には荷物棚もあります。しかし、扉を開けないと荷物が出し入れできないこともあり、筆者は個室内に荷物を置きました。個室前方と座席の後ろに荷物を置けるだけの床面積があります。個室をうたうバスのなかでも珍しいゆとりです。

 側扉の内側にコートかけもあるほか、使い捨てのスリッパも備えられています。個別エアクリーナーや車内全体で使えるフリーWi-Fiもあり、設備面では夜行バスの豪華個室と比較しても、同等かそれ以上と感じます。

【写真でイッキ見!】扉付き個室を備えた「ラグリア」全貌

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