セスナの新型旅客機がロールアウト すでにフェデックス発注済み 米テキストロン

テキストロン傘下にはビーチクラフトもあります。

セスナが造った久々の新型機

 アメリカの航空機メーカー、テキストロン・アヴィエーションは2022年2月4日(金)、カンザス州ウイチタにある工場で新型の双発大型ターボプロップ機セスナ「スカイクーリエ」の量産初号機が完成し、本格的な生産をスタートさせたことを明らかにしました。

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テキストロン社のウイチタ工場で完成したセスナ「スカイクーリエ」の量産初号機(画像:テキストロン・アヴィエーション)。

 セスナ「スカイクーリエ」は、ターボプロップエンジン2基搭載の高翼機で、2020年5月17日に初飛行に成功しています。貨物機と旅客機の2タイプが用意されており、前者であれば最大6000ポンド(約2.72t)、LD3輸送コンテナなら3つまで、後者であれば19人を収容可能だそう。

 なお、前述の通り高翼構造のため、貨物の揚げ降ろしや人員の乗り降りがしやすいほか、旅客仕様であれば大きな窓を設けることで乗客に素晴らしい眺めを提供することができるとしています。

 エンジンはプラット&ホイットニー製のPT6A-65SCで、巡航速度は最大200ノット(約370km/h)、航続距離は最大900海里(約1670km)です。

 なお、すでに航空貨物大手のフェデックス・エクスプレスが50機を発注しており、さらにオプション50機、最大100機の購入契約を結んでいます。

【了】

【飛行シーンも】セスナ&ビーチクラフトブランドの各種航空機

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コメント

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1件のコメント

  1. ツインオッターのそっくりです。