長さ3倍に JR宇都宮線の古利根川橋梁架け替えへ 線路切替などで工期は9年

工事は5段階に分けて実施。

東鷲宮~栗橋間

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JR宇都宮線のE231系電車(恵 知仁撮影)。

 JR東日本 大宮支社が2022年3月から、宇都宮線の古利根川橋梁を架け替える工事に着手します。

 区間は埼玉県の東鷲宮~栗橋間。一級河川である中川を渡ります。埼玉県は中川について、保水や遊水機能の維持・増大を目的に流域で治水対策を進めており、古利根川橋梁の付近は河道が拡幅されます。

 これに伴い、橋梁は現行の約30mから約90mに。工事は以下の通り、大きく5段階に分けて行われます。

1. 仮橋梁・仮線設置
2. 本線から仮線への切換
3. 現橋梁撤去
4. 新橋梁新設
5. 仮線から本線への切換

 工事期間は2031年3月までが予定されています。また、線路切換工事は期間中に4回行われる予定です。

【了】

【完成想像図】新・古利根川橋梁

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コメント

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2件のコメント

  1. ヤフコメやTwitterなんかでは島川踏切が廃止されるんじゃないか、橋梁の位置が変わってカーブも変形してくるんじゃないか、などというコメントが散見されるが、
    プレスリリースを全部見れば島川踏切も、そして橋梁も元の位置に建設されるということが分かる。
    何で全部に目を通さないんだろうか。。期間も仮線・仮橋梁を設けるからここまでかかるということも。

  2. この古利根川橋梁が出来たのは明治初期10年代。利根川の流路が複数あった江戸時代(浅間川、会の川)の歴史がまだ記憶に新しい明治時代。
    中川も古利根川の流路の一部だった