「冬の北陸」は魅力が低いのか?行って確かめてみた

JR西日本などが毎年冬、「Japanese Beauty Hokuriku キャンペーン」を展開しています。北陸は冬、観光客数が減ることが背景にありますが、「冬の北陸」は魅力が低いのでしょうか。実際に「冬の北陸」を旅してみました。

「冬の北陸」はコントラスト

「冬の北陸」を旅してみて、感じたこと。まず「コントラストの美しさ」です。

 能登瓦が知られるように、黒い瓦屋根の家屋が多く、その冬景色はまるで水墨画のよう(加賀の赤瓦なんてのもありますが、それはそれでセピア色のコントラストに)。

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古い町並みが残る富山市八尾町(2022年1月、恵 知仁撮影)。

「おわら風の盆」が有名な富山市八尾町には古い町並みが残っており、その黒~茶の建物にも、白がよく似合っていました。ちなみに、富山市内の対象施設に宿泊すると「八尾おもてなしパスポート」がもらえ、「おわら風の盆」グッズ引き換え、八尾曳山展示館への無料入場といった特典があります(3月30日まで。無くなり次第終了)。

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越前打刃物の製造現場を見学できる「タケフナイフビレッジ」(2022年1月、恵 知仁撮影)。

 伝統的な「越前打刃物」の製造、販売を行う福井県越前市の「タケフナイフビレッジ」。しんしんと雪が降る屋外から入ると、赤く熱せられた鋼を打つ音が反響していました。この「静」と「動」のコントラストも、印象に残っています。

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錫板をたたいて模様を描いていく「すずがみ作り体験」(2022年1月、恵 知仁撮影)。

 鋳物の街である富山県高岡市の「高岡御車山会館」では、薄い錫板を金づちでたたいて成形する「すずがみ作り体験」を行え、その鍛造風景に近い面白さを、自分の手で感じることができました。

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幻想的な青林寺のライトアップ(2022年1月、恵 知仁撮影)。

 鮮烈なコントラストもありました。石川県七尾市の和倉温泉にある青林寺。国登録有形文化財「御便殿」でライトアップを行っており、その様子はなんとも幻想的。屋外を照らすライトが消灯された黒い室内と強烈な対比を見せるうえ、ライトの色が次第に変化し、ファンタジー世界のようでもありました(この「青林寺ライトアップ&贅沢ティータイム」は和倉温泉宿泊者限定。この冬は2月26日まで)。

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兼六園の隣にある金沢城跡を背景に(2022年1月、恵 知仁撮影)。

 石川県金沢市にある「日本三大庭園」のひとつ「兼六園」付近では、着物で人力車に乗ることが可能(「VASARA金沢兼六園店」で着物のレンタルと人力車、スイーツがセットになったプランを発売)。雪景色のなか、絵に描いたような「日本の冬の美」が、そこにありました。

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